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鍬
ふりがな文庫
“鍬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くわ
82.3%
くは
15.3%
ぐわ
1.0%
すき
0.7%
す
0.3%
ホー
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわ
(逆引き)
鍬
(
くわ
)
かたげし農夫の影の、橋とともに
朧
(
おぼ
)
ろにこれに
映
(
う
)
つる、かの舟、音もなくこれを
掻
(
か
)
き乱しゆく、見る間に、舟は葦がくれ去るなり。
たき火
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
鍬(くわ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くは
(逆引き)
鍬
(
くは
)
を
擔
(
かつ
)
いで
遺跡
(
ゐせき
)
さぐりに
歩
(
ある
)
き、
貝塚
(
かひづか
)
を
泥
(
どろ
)
だらけに
成
(
な
)
つて
掘
(
ほ
)
り、
其
(
その
)
掘出
(
ほりだ
)
したる
土器
(
どき
)
の
破片
(
はへん
)
を
背負
(
せお
)
ひ、
然
(
さ
)
うして
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
つて
井戸端
(
ゐどばた
)
で
洗
(
あら
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
鍬(くは)の例文をもっと
(44作品)
見る
ぐわ
(逆引き)
信州も
高遠
(
たかとお
)
附近ではマンガといい、そうしてこれと差別するために、改良
鍬
(
ぐわ
)
の一種はマンノガ、馬鍬はマグワと謂っている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
鍬(ぐわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
すき
(逆引き)
朝夕に、将門も見ている屋根だし、将門にとっては、常に自分を、「力づよいお館様」と頼みきって、
鍬
(
すき
)
をもち、
漁業
(
すなどり
)
をしている、
可憐
(
いじら
)
しい領民なのだ。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鍬(すき)の例文をもっと
(2作品)
見る
す
(逆引き)
敷地に杭を打たれたところへは、麦を刈り取ったあとで、
鍬
(
す
)
きも、耕しも、植付けもしなかった。夏は、青々とした雑草が、勝手きまゝにそこに繁茂した。
浮動する地価
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
鍬(す)の例文をもっと
(1作品)
見る
ホー
(逆引き)
パンははじめ純粋なトウモロコシ粉と塩とで作った——正に
鍬
(
ホー
)
ケーキ〔綿畠用の鍬の
平
(
ひら
)
で焼いたことにちなむ〕であった。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
鍬(ホー)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鍬”の解説
鍬(くわ)は、表土の掘り起こしに用いられる農工具の一種。農耕具であるとともに、掘鑿(掘削)用手道具類にも分類される。英語名でHoeと呼ばれる手道具に相当する。
(出典:Wikipedia)
鍬
漢検準1級
部首:⾦
17画
“鍬”を含む語句
鋤鍬
唐鍬
鍬形
一鍬
三本鍬
黒鍬組
馬鍬
鍬鍛冶
黒鍬谷
小鍬
小萬鍬
黒鍬
鍬形蕙斎
萬鍬
鍬鋤
姫鍬形
鍬目
二鍬
鍬柄
初鍬
...
“鍬”のふりがなが多い著者
島崎藤村
吉川英治
中里介山
柳田国男
黒島伝治
山本周五郎
三遊亭円朝
徳田秋声
林不忘
夢野久作