“鍬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわ82.1%
くは15.4%
ぐわ1.1%
すき0.7%
0.4%
ホー0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたげし農夫の影の、橋とともにろにこれにつる、かの舟、音もなくこれをき乱しゆく、見る間に、舟は葦がくれ去るなり。
たき火 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
いで遺跡さぐりにき、貝塚だらけにつてり、掘出したる土器破片背負ひ、うしてつて井戸端ふ。
信州も高遠附近ではマンガといい、そうしてこれと差別するために、改良の一種はマンノガ、馬鍬はマグワと謂っている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
朝夕に、将門も見ている屋根だし、将門にとっては、常に自分を、「力づよいお館様」と頼みきって、をもち、漁業をしている、可憐しい領民なのだ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敷地に杭を打たれたところへは、麦を刈り取ったあとで、きも、耕しも、植付けもしなかった。夏は、青々とした雑草が、勝手きまゝにそこに繁茂した。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
パンははじめ純粋なトウモロコシ粉と塩とで作った——正にケーキ〔綿畠用の鍬ので焼いたことにちなむ〕であった。