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擔
ふりがな文庫
“擔”のいろいろな読み方と例文
新字:
担
読み方
割合
かつ
83.8%
にな
8.8%
モ
2.9%
かつい
1.5%
かつが
1.5%
かつぎ
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつ
(逆引き)
鍬
(
くは
)
を
擔
(
かつ
)
いで
遺跡
(
ゐせき
)
さぐりに
歩
(
ある
)
き、
貝塚
(
かひづか
)
を
泥
(
どろ
)
だらけに
成
(
な
)
つて
掘
(
ほ
)
り、
其
(
その
)
掘出
(
ほりだ
)
したる
土器
(
どき
)
の
破片
(
はへん
)
を
背負
(
せお
)
ひ、
然
(
さ
)
うして
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
つて
井戸端
(
ゐどばた
)
で
洗
(
あら
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
擔(かつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
にな
(逆引き)
而
(
しか
)
もジリリと心にかぶさつてくる生
活
(
くわつ
)
問題
(
もんだい
)
の重
壓
(
あつ
)
を一方に
擔
(
にな
)
ひながら、
寧
(
むし
)
ろより
悲壯
(
ひそう
)
な
戰
(
たゝか
)
ひを
戰
(
たゝか
)
つてゐると見られぬ事はない。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
擔(にな)の例文をもっと
(6作品)
見る
モ
(逆引き)
ほんの苗木ぢやつた
栢
(
カヘ
)
が、此ほどの森になつたものな。
畏
(
コハ
)
かつたぞよ。此墓のみ
魂
(
タマ
)
が、河内
安宿部
(
アスカベ
)
から石
擔
(
モ
)
ちに來て居た男に、憑いた時はなう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
擔(モ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かつい
(逆引き)
包み與ふるほどに
六個
(
むたり
)
の者は
管伴
(
ばんたう
)
を經て禮を演べ早用なしと忠兵衞が
言
(
いへ
)
るに
何
(
いづ
)
れも
空
(
から
)
釣臺を
擔
(
かつい
)
で本町へと歸りける跡に忠兵衞
懷中
(
ふところ
)
より金子二百兩
取出
(
とりいだ
)
し此方の
望
(
のぞ
)
みに
縁談
(
えんだん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
擔(かつい)の例文をもっと
(1作品)
見る
かつが
(逆引き)
取る事出來ずと云ふを
旁
(
かたはら
)
より一人が往手の道に立ち
塞
(
ふさが
)
り
否
(
いや
)
なら否で
宜事
(
いゝこと
)
なり
突
(
つか
)
れる
咎
(
とが
)
は少しもなし何でも荷物を
擔
(
かつが
)
せて
貰
(
もら
)
はにや成らぬとゆすり半分
喧嘩
(
けんくわ
)
仕懸
(
しかけ
)
に傳吉は何とか此場を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
擔(かつが)の例文をもっと
(1作品)
見る
かつぎ
(逆引き)
も
覺
(
おぼえ
)
させ
又
(
また
)
金者
(
かなもの
)
は
相針
(
あひばり
)
はいくらに
銅
(
あかゞね
)
は
潰
(
つぶし
)
にして何程といふ相場を
聞
(
きゝ
)
一々
手覺
(
ておぼ
)
えに
書留
(
かきとめ
)
させて歸りしが夫より長八夫婦は
店住
(
たなすま
)
ひとなり翌日より
籠
(
かご
)
を
擔
(
かつぎ
)
て
紙屑
(
かみくづ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
擔(かつぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“擔(
担
)”の解説
担(たん dàn、本来は擔)は、中国の伝統的な質量の単位である。
1担は100斤と定義されているが、1斤の定義が国によって異なるため、1担の大きさもそれによって異なる。中国大陸の市制ではちょうど50 kg、香港では60.478982 kg、台湾の台制では日本の尺貫法に従い、ちょうど60 kgとなる。
(出典:Wikipedia)
擔
部首:⼿
16画
“擔”を含む語句
引擔
荷擔
負擔
加擔
擔荷
荷擔夫
擔任
擔當
分擔
加擔人
擔込
御幣擔
擔入
擔具
擔引
證擔
“擔”のふりがなが多い著者
上司小剣
三島霜川
江見水蔭
押川春浪
泉鏡太郎
南部修太郎
樋口一葉
野村胡堂
作者不詳
石川啄木