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栢
ふりがな文庫
“栢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
カヘ
50.0%
かへ
10.0%
かえ
10.0%
かしは
10.0%
すぎ
10.0%
はく
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カヘ
(逆引き)
ほんの苗木ぢやつた
栢
(
カヘ
)
が、此ほどの森になつたものな。
畏
(
コハ
)
かつたぞよ。此墓のみ
魂
(
タマ
)
が、河内
安宿部
(
アスカベ
)
から石
擔
(
モ
)
ちに來て居た男に、憑いた時はなう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
栢(カヘ)の例文をもっと
(5作品)
見る
かへ
(逆引き)
道は白々と広く、夜目には、芝草の
蔓
(
は
)
つて居るのすら見える。
当麻路
(
たぎまぢ
)
である。一降りして又、大
降
(
くだ
)
りにかゝらうとする所が、中だるみにやゝ
坦
(
ひらた
)
くなつてゐた。稍繁つた
栢
(
かへ
)
の木の森がある。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
栢(かへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かえ
(逆引き)
道は白々と広く、夜目には、芝草の
蔓
(
は
)
って居るのすら見える。
当麻路
(
たぎまじ
)
である。
一降
(
ひとくだ
)
りして又、
大降
(
おおくだ
)
りにかかろうとする処が、中だるみに、やや
坦
(
ひらた
)
くなっていた。梢の
尖
(
とが
)
った
栢
(
かえ
)
の木の森。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
栢(かえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かしは
(逆引き)
ここに大楯の連が妻、その王の玉釧を、おのが手に
纏
(
ま
)
きてまゐ
赴
(
む
)
けり。ここに大后
石
(
いは
)
の日賣の命、みづから大御酒の
栢
(
かしは
)
を取
一五
らして、
諸
(
もろもろ
)
氏氏の女どもに賜ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
栢(かしは)の例文をもっと
(1作品)
見る
すぎ
(逆引き)
栢
(
すぎ
)
の老木が
疎
(
まば
)
らな林をなしているのが見えた。騒がしい鴉の声はその林から聞えていた。木の下なれば草の中に寝るよりはよっぽど好いと思った。大異は林の方へ往った。
太虚司法伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
栢(すぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はく
(逆引き)
然
(
しか
)
るに
奸臣
(
かんしん
)
斉泰
(
せいたい
)
黄子澄
(
こうしちょう
)
、禍心を包蔵し、
橚
(
しゅく
)
、
榑
(
ふ
)
、
栢
(
はく
)
、
桂
(
けい
)
、
楩
(
べん
)
の五弟、数年ならずして、並びに
削奪
(
さくだつ
)
せられぬ、
栢
(
はく
)
や
尤
(
もっとも
)
憫
(
あわれ
)
むべし、
闔室
(
こうしつ
)
みずから
焚
(
や
)
く、聖仁
上
(
かみ
)
に在り、
胡
(
なん
)
ぞ
寧
(
なん
)
ぞ
此
(
これ
)
に忍ばん。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
栢(はく)の例文をもっと
(1作品)
見る
栢
部首:⽊
10画
“栢”を含む語句
偃栢心
側栢
御綱栢
松栢
栢原
栢山
栢殿
深山偃栢心
這栢槇
“栢”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
釈迢空
折口信夫
幸田露伴
田中貢太郎