“栢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カヘ50.0%
かへ10.0%
かえ10.0%
かしは10.0%
すぎ10.0%
はく10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山蘰ヤマカヅラとして、祓へのしるしになる寄生木ホヨカヘ・ひかげ・裏白の葉などがあり、採り物として、けづり花(鶯や粟穂・稗穂・けづりかけとなる)・杖などがあつた。
初春の飾りに使ふカヘ(榧)も、変化の意で、元へ戻る、即、回・還の意味である。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ほんの苗木ぢやつたカヘが、コレほどの森になつたものな。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さいや。あの時も、墓作りに雇はれた。その後も、当麻路の修復に召し出された。此お墓の事は、よく知つて居る。ほんの苗木ぢやつたかへが、此ほどの森になつたものな。畏かつたぞよ。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
稍繁つたかへの木の森がある。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
梢のとがったかえの木の森。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ここに大后いはの日賣の命、みづから大御酒のかしはを取一五らして、もろもろ氏氏の女どもに賜ひき。
すぎの老木がまばらな林をなしているのが見えた。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
しかるに奸臣かんしん斉泰せいたい黄子澄こうしちょう、禍心を包蔵し、しゅくはくけいべんの五弟、数年ならずして、並びに削奪さくだつせられぬ、はくもっともあわれむべし、闔室こうしつみずからく、聖仁かみに在り、なんなんこれに忍ばん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)