“桂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつら90.3%
けい5.6%
アルローロ1.4%
ラウロ1.4%
圭カ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗十頭巾に十徳じっとく姿、顎鬚あごひげ白い、好々爺こうこうや然とした落語家はなしか仲間のお稽古番、かつらかん治爺さんの姿が、ヒョロヒョロと目の前に見えてきた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
が、これから話す、わが下町娘したまちっこのおけいちゃん——いまは嫁して、河崎夫人であるのに、この行為、この状があったと言うのでは決してない。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あゝきアポルロよ、この最後いやはてわざのために願はくは我を汝の徳のうつはとし、汝の愛するアルローロをうくるにふさはしき者たらしめよ 一三—一五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
わが木となさむ、あゝラウロよ、汝は常にわが髮わが琴わが胡簶やなぐひかざりとなるべし
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
近日西客来ル、其事カ件ニ付テハ曽テ木圭カヨリ来書アリ、其儀ニ曰ク、両国論ヲあわせテ云々ト、故ニ此国ニ来ラバ先ヅ其事件云々ヲ委曲、使ヲ以達可ク、然ラザレバ其西客ニ一名ヲ付て送ルベシト。
坂本竜馬手帳摘要 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)