“桂女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カツラメ60.0%
かつらめ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥追ひの女太夫ばかりでなく、室町・聚樂の頃までは、年頭祝言に出る者に桂女カツラメがあつた。將軍家の婚禮にも、戰爭の首途にも、祝言を唱へに來た。
此に対する女性は、姥たゝきと言はれるものがあつた。此外にも、くゞつの遊女化せぬ時代の姿を、江戸の末頃近くまで留めてゐたのは、桂女カツラメである。
今日けふ桂女かつらめ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
千秋万歳法師 絵解えとき 獅子舞 猿牽 鶯飼 鳥さし 鋸挽おがひき 石切 桂女かつらめ 鬘捻かづらひねり 算置 薦僧 高野聖 巡礼 鐘敲 胸叩 へうぼう絵師 張殿 渡守 輿舁 農人 庭掃 材木売 竹売 結桶師 火鉢売 糖粽売 地黄煎売 箕作 樒売 菜売 鳥売
エタに対する圧迫の沿革 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)