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野
ふりがな文庫
“野”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
の
70.2%
や
18.2%
ぬ
6.1%
ヌ
3.5%
はら
0.5%
やら
0.5%
ノ
0.5%
フィルド
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の
(逆引き)
山
(
やま
)
や、
野
(
の
)
や、
谷
(
たに
)
に
食
(
た
)
べるものがなくなってしまうと、
人間
(
にんげん
)
の
村里
(
むさざと
)
を
襲
(
おそ
)
ってきます。そして、
人間
(
にんげん
)
を
食
(
た
)
べたり、
家畜
(
かちく
)
を
取
(
と
)
ったりします。
おおかみと人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
野(の)の例文をもっと
(50作品+)
見る
や
(逆引き)
十常侍の徒輩が、あまりにも賢を追い邪を容れて、目をおおうばかりな暴状に、官吏がいやになって、
野
(
や
)
に隠れていた者でございます
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野(や)の例文をもっと
(36作品)
見る
ぬ
(逆引き)
「
吉隠
(
よなばり
)
の
浪柴
(
なみしば
)
の
野
(
ぬ
)
」は、大和
磯城
(
しき
)
郡、
初瀬
(
はせ
)
町の東方一里にあり、持統天皇もこの
浪芝野
(
なみしばぬ
)
のあたりに行幸あらせられたことがある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
野(ぬ)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
ヌ
(逆引き)
「
野
(
ヌ
)
」であるとか、「
角
(
ツヌ
)
」であるとか、「
偲
(
シヌブ
)
」、「
篠
(
シヌ
)
」という風な現在「の」と発音するものは、昔は「ぬ」と言って、その「ぬ」には「怒」を使って「奴」を使った例はない。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
野(ヌ)の例文をもっと
(7作品)
見る
はら
(逆引き)
こんな良い空を勝手に仰ぎながら広い「
野
(
はら
)
っぱ」を歩いて居る人が有ろうと思うと、斯うして居る自分が
情
(
なさけ
)
なくなって来る。そうした人達が
羨
(
うらや
)
ましい様な、ねたましい様な気がする。
秋風
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
野(はら)の例文をもっと
(1作品)
見る
やら
(逆引き)
われは常陸の
野
(
やら
)
にして
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
野(やら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ノ
(逆引き)
後、漸く山の主神に仕へる処女を定めて、一人野山に別居させる様になつて、
野
(
ノ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
の起りとなつた。山の神に仕へる巫女が、野
ノ
宮に居て、祭り日には神に代つて来る様にもなつた。
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
野(ノ)の例文をもっと
(1作品)
見る
フィルド
(逆引き)
そんな方面へ発展させたら、人類学も大分広い
野
(
フィルド
)
があるだろうと思っている。
先生を囲る話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
野(フィルド)の例文をもっと
(1作品)
見る
“野”の意味
《名詞》
(の)農耕や営林といった経済的活動にほとんど利用されていない、比較的平坦な土地。
(ヤ)政権を握っていない立場。
(出典:Wiktionary)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“野”の類義語
原
野原
畑
現場
方面
野辺
運動場
領分
範囲
原野
“野”を含む語句
上野
曠野
野猪
小野
野面
荒野
野合
野宿
吉野
大野
野生
田野
野球
印南野
新野
野原
野路
野郎
高野
広野
...
“野”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
吉川英治
楠山正雄
泉鏡花
北原白秋
竹久夢二
ヴィルヘルム・カール・グリム
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
小川未明
国木田独歩