“ヌ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
38.9%
16.7%
11.1%
5.6%
5.6%
5.6%
5.6%
5.6%
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ファルヤマも、百合ユーリ花盛ファナサカリーイ、きすゅるソーデニオのしおらしや……」
骨仏 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
日本ヤマトの國の人とは思はれぬ。だが、自分のまだ知らぬこの國の男子ヲノコヾたちには、あゝ言ふ方もあるのか知らぬ。金色コンジキの鬢、金色の髮の豐かに垂れかゝる片肌は、白々といで美しい肩。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ひれはねて 小き魚の飛ぶ音に、るともなくて 寝る目 あけらる
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
八重山の四箇シカでは、孵るのにも言ふが、蛇や蟹の皮をぐ事にも用ゐられてゐる。此島には、物識りが多かつた。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
皮をぎ、卵を破つてからの生活を基礎として見た。其で、人間の知らぬ者が、転生身を獲る準備の為に、籠るのであつた。殊に空を自在に飛行する事から、前身の非凡さを考へ出す。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
? どうだねカーク
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
妹とる とこよ離れて、このあさけ 鳴きて来つらむ初かりの声◎
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
が、地理に関した点ばかりのゴクき書きで、役には立たぬ本だと、島から東京へ調べに行つたものが申しました。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
目ざす所は、めどをき、龜や鹿の甲をいて、未來の樣を問はうとするのでは御座いません。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
思ふに「上り」を語原と主張する為には、五月幟風のき・吹き流しの類を「のぼり」と言うた確かな証拠が見出されてから、マタの御相談である。
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)