“日本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にほん30.4%
にっぽん25.3%
につぽん13.3%
ひのもと9.5%
やまと7.6%
ヤマト5.1%
につほん1.3%
こちら0.6%
おくに0.6%
くに0.6%
ふるさと0.6%
ほんごく0.6%
ジパング0.6%
ジャポン0.6%
ニチホン0.6%
ニッポン0.6%
ニツポン0.6%
ニホン0.6%
ヤポーニヤ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外國ぐわいこくから直接ちよくせつ日本にほん輸入ゆにふするものは一わりみなたかはなければならぬのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
わたしはいまほんを、ちひさい兄弟姉妹けうだいしまいたちである日本にほんどもたちおくります。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
らんのはなかおみなみ支那しなまちを、あるきまわって、日本にっぽんわたってきたのは、十二、三のころでした。
春風の吹く町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
御利益ごりやくを持ちまして日本にっぽんへお帰しを願います…おや旦那彼処あすこ高坏たかつきのような物の上に今坂だか何だか乗って居ります
歐米をうべい諸國しよこくこれあるかぎりは、最早もはや日本につぽんむかつて不禮ぶれいくわふるからずとまで
日本につぽんにはむかしから紅葉もみぢ名所めいしよおほく、また、いたるところに紅葉もみぢることが出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「この眼に、この眼に、わしは初めて、ほんとうの人を見た。いや神を見た、日本ひのもとという国を見た。——小四郎、さッ急ごう、京都へだ」
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしながら、文字にこれを「日本ひのもと」と書くも、国号としてはこれを文字のままに、直ちにヒノモトと称する訳ではなかった。
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
そしてその記するところは、我が日本やまと朝廷開創以来、雄略天皇の御代に至るまでの間の、我が皇威発展の真相を明らかに説述したものと解せられる。
たのむ所の深い此あて人は、庭の風景の、目立った個処個処を指摘しながら、其拠る所を、日本やまと漢土もろこしわたって説明した。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
私は日本ヤマトが、一部落の名から起つて、一国の名となり、更に、宮廷の時代々々に於ける、版図の総名にまで、延長せられて行つた理由を明らかにした。
高御座 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
タノむ所の深い此あて人は、庭の風景の、目立つた個処々々を指摘しながら、其拠ソノヨる所を、日本ヤマト漢土モロコシワタつて説明した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
もう卅さいわかかつたなら?——日本につほん文壇ぶんだんは、動搖どうえうし、わたしは——わたしは、かぞへると
つひその目的もくてきたつしてふたゝ日本につほんかへつたであらうか。
これはやはり日本こちらでも同じ事で、著作ちよさくでもなさるかたは誠に世事せじうといもので、何所どこかん所があります
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
これで先生も使賃つかひちんをやる事をおぼえ、また小僧こぞうさんも行儀ぎやうぎなほつたといふお話で、誠に西洋あちら小僧こぞうさんは狡猾かうくわつ怜悧りこうところがありますが、日本こちら小僧こぞうさんはごく穏当をんたうなもので。
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
されば公園のベンチでは見も知らぬ夫人に「近ごろ、お作の方はいかがですか」とか、突堤の鼻では老紳士に「沼で姫鱒ひめますを釣りますには鋼鉄製の英国ふうの釣竿より、どうも日本おくにの胡麻竹の釣竿の方が……」とか思いもかけぬ訊問の奇襲にあうによって、コン吉の市中の散歩は、毎分毎秒、さながら薄氷を踏む思い。
『つい昔話むかしばなし面白おもしろさに申遲まうしおくれたが、じつ早急さつきふなのですよ、今夜こんや十一はん滊船きせん日本くにかへ一方いつぱうなんです。』
そのさま/″\の奇觀きくわんをもほどながめたれば、これよりなつかしき日本ふるさとかへらんと
大望たいもうありとしようして、幾何いくばくもなく日本ほんごくり、はじめは支那シナあそ
三二八頁にある日本ジパングに関する記事の中にこんな事がある。
マルコポロから (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
つまり従来の「倭」の字に代うるに、「日本ニチホン」の二字を以てし、依然これをヤマトと読ませたものであったに他ならぬ。
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「ナルホド、ソレモ一理窟ヒトリクツ。」日本ニッポン古来コライノコノ日常語ニチジョウゴガ、スベテヲカタリツクシテイル。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
右申所の姦吏を一事に軍いたし打殺、日本ニツポンを今一度せんたく(洗濯)いたし申候事ニいたすべくとの神ガンニて候。
クサムラの古代日本ニホンの よろしさ——。
「古代感愛集」読後 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
彼女は、日本女が耳で演説をききながら下手な字で「日本ヤポーニヤ作家ピサーチェリニッツア、ユリ・チュウジォ」と書くのを熱心に見ていたが、手帖をもって立ち上りぎわ、低い声に力をこめて、
三月八日は女の日だ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)