“にほん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ニホン
語句割合
日本75.7%
二本10.0%
二品8.6%
二両1.4%
二刀1.4%
二筋1.4%
日木1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本にほんのむかしの武士ぶしで一ばんつよかったのは源氏げんじ武士ぶしでございます。その源氏げんじ先祖せんぞで、一ばんえらい大将たいしょうといえば八幡太郎はちまんたろうでございます。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
このはもと根株ねかぶからなゝつのみきわかれてゐましたが、うち五本ごほん先年せんねん暴風ぼうふうれていま二本にほんみきだけとなつてしまひました。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「無礼であろう下郎。わしは二品にほんノ親王、征夷大将軍護良だ。なんじらこそ、下にかしこめ」
洲崎の土手でばらしてしまい、大野の処へ往って己が小三郎を殺したから褒美をくれろといやア、百両ぐれえ出るにちげえねえ、都合二両にほん有れば大阪へ往ってんな商法にでも取附けると
アッといって倒れる処へ乗掛り、胸先をえぐりましたが、一刀いっぽん二刀にほんでは容易に死ねません、死物狂い一生懸命に三藏は起上り、新吉のたぶさをとって引き倒す、其の内與助は年こそ取って居りまするが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
二絃琴の調子は、糸がたった二筋にほんだから単純でいて、そのくせ複雑だ。
また日木にほん經濟界けいざいかい同樣どうやうであつて、世界戰爭せかいせんさうため輸出超過ゆしゆつてうくわ正貨せいくわ流入りうにふ通貨膨脹つうくわぼうちやう物價騰貴ぶつかとうき日本にほん經濟界けいざいかい急激きふげき大膨脹だいぼうちやうきたしたが
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)