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根株
ふりがな文庫
“根株”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねかぶ
60.0%
ねっこ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねかぶ
(逆引き)
そして、
疲
(
つか
)
れて、おまけに少し
寒
(
さむ
)
くなりましたので、海岸の西の
堺
(
さかい
)
のあの古い
根株
(
ねかぶ
)
やその上につもった
軽石
(
かるいし
)
の
火山礫層
(
かざんれきそう
)
の処に行きました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
この
木
(
き
)
はもと
根株
(
ねかぶ
)
から
七
(
なゝ
)
つの
幹
(
みき
)
に
分
(
わか
)
れてゐましたが、
内
(
うち
)
五本
(
ごほん
)
は
先年
(
せんねん
)
の
暴風
(
ぼうふう
)
で
折
(
を
)
れて
今
(
いま
)
は
二本
(
にほん
)
の
幹
(
みき
)
だけとなつてしまひました。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
根株(ねかぶ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ねっこ
(逆引き)
心に悲しい
思
(
おもい
)
があって、柳の
根株
(
ねっこ
)
に腰かけてつくづくと眺めて居ると、お光の眼には山が段々近うなって、微笑んで
小手招
(
こてまね
)
ぎするように思われる。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
千歳村でも戸毎に
蚕
(
かいこ
)
は飼いながら、蚕室を有つ家は指を屈する程しか無い。板の間に薄べり
敷
(
し
)
いて、大きな欅の
根株
(
ねっこ
)
の火鉢が出て居る。十五六人も寄って居た。石山氏が
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
根株(ねっこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
株
常用漢字
小6
部首:⽊
10画
“根”で始まる語句
根
根柢
根性
根方
根元
根本
根太
根気
根岸
根津
検索の候補
株根
“根株”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
本多静六
徳冨蘆花
横光利一
宮沢賢治