“根元”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねもと73.0%
こんげん21.6%
もと5.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで早速さつそく理髪店とこやつてそのみゝ根元ねもとからぷつりとつてもらひました。おもてへるとゆびさして、ふものごとわらふのです。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
あのヘラヘラ笑いの拠って来る根元こんげんは何か。所謂「官僚の悪」の地軸は何か。所謂「官僚的」という気風の風洞は何か。
家庭の幸福 (新字新仮名) / 太宰治(著)
この上にはいでじ、かくあへる人と人とを分てるによりて、わが腦はあはれこのからだの中なるその根元もとより分たれ、しかして我これを携ふ —一四一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)