“根気”のいろいろな読み方と例文
旧字:根氣
読み方割合
こんき94.9%
こん5.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
籠城戦は根気こんきだ、また、食糧その他一切は自給自足だ。日常、家庭での御内助をここ一城に集めて、あんた達のお力にまつ任務も多い。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは手間のかかる仕事であったが、少年は根気こんきよく土の壁に足場を一段ずつ掘っていって、やがて穴のそとに出ることができた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
根気こんの薬じゃ。」と、そんな活計くらしの中から、朝ごとに玉子を割って、黄味も二つわけにして兄弟へ……
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「又かい。根気こんのいいものだね」