“根氣”の読み方と例文
新字:根気
読み方割合
こんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも思切おもひきツて其の作を放擲ツて了うことが出來ぬから、何時いつまでも根氣こんき無駄骨むだほねツてゐる、そして結局なさけなくなるばかりだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
祖母おばあさんはれい玄關げんくわんわきにあるはた腰掛こしかけまして、羽織はおりにするぢやう反物たんものと、子供こどもらしい帶地おびぢとを根氣こんきつてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
つまり根氣こんきくらべだね。しか如何いかなる人物じんぶつでも、毎日々々まいにち/\葉書はがきてられちやはふつてけないものとえるなア。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)