“呉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
81.7%
くれ7.5%
6.3%
3.4%
くん0.6%
0.2%
クレ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬の頃から頂戴いていたものを、花見の客が無闇に立て込む今日此頃では忘れたかのようにお寿賀さんは夫れをれようともしない。
温室の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
たけの根岸の里の秋けて、片里が宿の中庭の、花とりどりなる七草に、の紅葉も色添えて、吹く風冷やけき頃とはなりました。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「これは売り買いではなく、わたしからお餞別に差し上げるのです。の地方へお持ちになると、きっと良い御商法になりましょう」
「こいづば鹿でやべか。それ、鹿」と嘉十はひとりごとのやうにつて、それをうめばちさうのきました。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
『母さん、もう一つおな。』と省吾は訴へるやうに、『進には二つ呉れて、には一つしか呉ねえだもの。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
大丈夫狐小学校があるということがわかりますから。ただれも云って置きますが狐小学校があるといってもそれはみんな私の頭の中にあったと云うので決してではないのです。
茨海小学校 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
此は、楽にまで溯つて見なければならぬと思ふ。
田遊び祭りの概念 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)