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呉
ふりがな文庫
“呉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
く
83.3%
くれ
7.1%
ご
5.6%
け
3.0%
くん
0.5%
クレ
0.3%
ぐ
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
く
(逆引き)
姉さんは誕生のお祝いに紙に包んだ小さなものを雄二に
呉
(
く
)
れました。あけてみると、チリンチリンといい
響
(
ひびき
)
のする、小さな鈴でした。
誕生日
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
呉(く)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くれ
(逆引き)
呉
(
くれ
)
たけの根岸の里の秋
闌
(
た
)
けて、片里が宿の中庭の、花とりどりなる七草に、
櫨
(
はじ
)
の紅葉も色添えて、吹く風冷やけき頃とはなりました。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
呉(くれ)の例文をもっと
(41作品)
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ご
(逆引き)
「これは売り買いではなく、わたしからお
餞別
(
せんべつ
)
に差し上げるのです。
呉
(
ご
)
の地方へお持ちになると、きっと良い御商法になりましょう」
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
呉(ご)の例文をもっと
(32作品)
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▼ すべて表示
け
(逆引き)
「こいづば
鹿
(
しか
)
さ
呉
(
け
)
でやべか。それ、
鹿
(
しか
)
、
来
(
き
)
て
喰
(
け
)
」と
嘉十
(
かじふ
)
はひとりごとのやうに
言
(
い
)
つて、それをうめばちさうの
白
(
しろ
)
い
花
(
はな
)
の
下
(
した
)
に
置
(
お
)
きました。
鹿踊りのはじまり
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
呉(け)の例文をもっと
(17作品)
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くん
(逆引き)
『母さん、もう一つお
呉
(
くん
)
な。』と省吾は訴へるやうに、『進には二つ呉れて、
私
(
わし
)
には一つしか呉ねえだもの。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
呉(くん)の例文をもっと
(3作品)
見る
クレ
(逆引き)
此は役者許りでなく、松竹会社の方でも本気になつて
呉
(
クレ
)
なければ、出来ない相談だと思ひます。芸題ばかり沢山並べて筋書に毛の生えた位の大ざつぱな演芸をして居る様では客足はつなげません。
御国座へ:――江戸狂言の源之助君――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
呉(クレ)の例文をもっと
(2作品)
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ぐ
(逆引き)
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
狐小学校があるということがわかりますから。ただ
呉
(
く
)
れ
呉
(
ぐ
)
れも云って置きますが狐小学校があるといってもそれはみんな私の頭の中にあったと云うので決して
偽
(
うそ
)
ではないのです。
茨海小学校
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
呉(ぐ)の例文をもっと
(1作品)
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呉
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“呉”を含む語句
呉々
呉絽
呉服店
呉服
御呉
呉公
呉茱萸
呉春
呉越
呉道子
呉子
何呉
呉王
呉人
呉服町
陳勝呉廣
陳勝呉広
呉淞路
呉氏
縮緬呉絽
...
“呉”のふりがなが多い著者
山本周五郎
江戸川乱歩
宮沢賢治
海野十三
夏目漱石
岡本かの子
神西清
太宰治
夢野久作
吉川英治