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嘉十
ふりがな文庫
“嘉十”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かじゅう
80.0%
かじふ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かじゅう
(逆引き)
そこらがまだまるっきり、
丈高
(
たけたか
)
い草や黒い林のままだったとき、
嘉十
(
かじゅう
)
はおじいさんたちと北上川の東から移ってきて、小さな畑を開いて、
粟
(
あわ
)
や
稗
(
ひえ
)
をつくっていました。
鹿踊りのはじまり
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
文「そりゃア困ったなア……これ
嘉十
(
かじゅう
)
手前
(
てめえ
)
も一緒に
行
(
ゆ
)
け、二人に怪我をさしては成んねえから、
己
(
おら
)
も直ぐに行くだから、手前長く奉公して世話に成ったから一緒に
行
(
い
)
け」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
嘉十(かじゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
かじふ
(逆引き)
「こいづば
鹿
(
しか
)
さ
呉
(
け
)
でやべか。それ、
鹿
(
しか
)
、
来
(
き
)
て
喰
(
け
)
」と
嘉十
(
かじふ
)
はひとりごとのやうに
言
(
い
)
つて、それをうめばちさうの
白
(
しろ
)
い
花
(
はな
)
の
下
(
した
)
に
置
(
お
)
きました。
鹿踊りのはじまり
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ところが
少
(
すこ
)
し
行
(
い
)
つたとき、
嘉十
(
かじふ
)
はさつきのやすんだところに、
手拭
(
てぬぐひ
)
を
忘
(
わす
)
れて
来
(
き
)
たのに
気
(
き
)
がつきましたので、
急
(
いそ
)
いでまた
引
(
ひ
)
つ
返
(
かへ
)
しました。
鹿踊りのはじまり
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
嘉十(かじふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘉
漢検準1級
部首:⼝
14画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
“嘉”で始まる語句
嘉
嘉永
嘉吉
嘉納
嘉助
嘉代
嘉賞
嘉兵衛
嘉瑞
嘉暦
“嘉十”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
国枝史郎
宮沢賢治