“忘”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
わす91.4%
ぼう2.4%
わすれ2.4%
ばう1.5%
0.9%
わする0.3%
わっ0.3%
ワス0.3%
ワスレ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“忘”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)24.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
わたしのいることはわすれられていたと思っていたけれど、それは考えちがいで、ガロフォリは目のおくからわたしを見ていた。
おじいさんは、なにもかもわすれてしまいました。そして、すぐにいている子供こどものそばに近寄ちかよりました。
雪の上のおじいさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
よく見ると、その金ぶち眼鏡のにやけた男が、まごうかたなき、私、ええ、この私だったので、かれ、あのときのうれしさはぼうじがたいと
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
△「わしはその大和路の者であるが、少し仔細あって、えゝ長らく江戸表にいたが、故郷こきょうぼうがたく又帰りたくなって帰って来ました」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それとも、かつてつてたひととして思出おもひだすこともなくおたがひわすれられてゐたかもしれない。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
もう健康な時の心持はわすれたようで、全く憶出おもいだせず、何となくいたみなじんだ形だ。
おのれをばうずる術、かれ、既にみいだしぬ。われもまた、いつも/\といふにあらねど、『我』を脱離する法を悟れり。
一僧 (旧字旧仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
流轉るてんさうばうぜむと、心のかわきいとせちに、
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
それだもの、わすれるもんか。その時の、幻が、ここに残って、私の目に見えたんだ。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
アヽ大丈夫だいじやうぶすれやアしなひしかしコーツとんだツけねへ。
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
又書付て折々よましめわするることなからしめよ。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
知っとりながらついわっせてしもうた。
栄蔵の死 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
(——タミミナハイワスレテハゲム)
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ワスレむと思へど、しばしわすられぬ歎きの中に、身ははてぬべし
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)