“贖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あがな71.8%
つぐな12.7%
アガナ9.9%
あがなひ4.2%
あが1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまだにわれないほどの罪科を犯した自分らであったろうか。——内心の不平は、思いあまった人々の眼を血走らせるのであった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
人間の獣慾を惟一の目的として描出するのにあらず、人間に不完全の認識あるよりして、何物かを得て之をはんとの慾望は天地間自然の理なれば
「歌念仏」を読みて (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
横佩家の人々の心を、思うたのである。次には、女人結界を犯して、境内深く這入つた罪は、郎女自身にはさねばならなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
請ふ告げよ、人その破れる誓ひの爲、汝等の天秤くるも輕からぬほど他の善をもて汝等にをなすことをうるや。 一三六—一三八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
しくかたちは移っていったというだけである、あきつ自身にも「嫁ぐ」という気持は少しもなかった。大三郎の帰るまでより女の世話をする、それがせめてもの罪のないだと思った。
日本婦道記:萱笠 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)