“贖主”の読み方と例文
読み方割合
あがないぬし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かまに湯を煮たて手にかまをもってる農夫、アルコール地方にたいして反抗した葡萄ぶどう酒地方へ話しかけるため、木の上に登っている民衆の贖主あがないぬし
その一つはフランス旧教会ラ・クロア・ド・ボア教会小聖歌隊の合唱したヴィットリアの「アヴェ・マリア」とパレストリイナの「贖主あがないぬしの聖母よ」。
木の十字架 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
耶蘇はおそらく旧約を読み、また永きユダヤの伝説から、自分をキリストである、すなわち人間とは本来ひんを異にせる神の独り子なる贖主あがないぬしと信じたのであろう。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)