“葡萄”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぶどう84.4%
ぶだう11.9%
えび2.5%
ふだう0.6%
ブドウ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“葡萄”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語36.5%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
半ポンドの葡萄ぶどうを紙袋に入れて、パッカアが差し出すと、のっぽのリッツ——エリザベス・ストライド——が、受け取った。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
細木夫人は、そういう扁理を前にしながら、手にしている葡萄ぶどうの皿から、その小さい実を丹念に口の中へ滑り込ましていた。
聖家族 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
新らしく植付けられた林檎や葡萄ぶだう実桜さくらんぼの苗はいづれも面白いやうにずん/\生長おひのびて行つた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
「へエ——オランダ渡りの葡萄ぶだうの酒。話には聞いたが、呑むのは初めて——それでは頂戴いたします、へエ——」
或は「ればのん」山のひのきに、葡萄えびかづらがまとひついて、花咲いたやうであつたとも申さうず。
奉教人の死 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それは一つは、葡萄えび色の緒の、穿き減した低い日和下駄を穿いてる爲でもある。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「そら、ね。いゝぱんだらう。ほし葡萄ふだう一寸ちょっと顔を出してるだらう。早くかばんへ入れたまへ。もうお日さまがお出ましになるよ。」
いてふの実 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
(一片の新月は秋の波に映じて、海辺の地に吹く清らかな風は気の重さを払ってくれる。英国のにごり酒にはわれすでにあきて、フランスの南部の今夜は葡萄ブドウ酒に酔うのである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)