“零余子”のいろいろな読み方と例文
旧字:零餘子
読み方(ふりがな)割合
むかご60.0%
れいよし30.0%
ぬかご10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“零余子”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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病みこやす人が眼うつすの庭に零余子むかごそよぎてげに外目ほかめなり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
風の荒かった冬のあいだに北側の屋根ひさしは落ちかかり、壁の穴に零余子むかごつるはこぞのままの枯れ葉をつけて、莢豆えんどうさやのように干からびて鳴っていた。
荻吹く歌 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
この論文は零余子れいよしなる匿名のもとにあらわれたが、じつは広田の家に出入する文科大学生小川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大正五年十一月六日 恵那えな中津川に小鳥狩を見る。四時庵にて。島村久、富岡俊次郎、田中小太郎、清堂、零余子れいよし、はじめ、泊雲、楽堂がくどう同行。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
「――有難や、地下にもなお、この天禄があるか。地上の物は、ここ数旬の滞陣に、あけび、胡桃くるみえのきの実、山葡萄やまぶどう、食える物は零余子ぬかごにいたるまで喰べ尽したかに見らるるが、……弥太郎、まだまだあるなあ」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)