“重陽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうよう82.6%
ちようやう13.0%
ここぬか4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五節供の中でもいわゆる重陽ちょうようだけは、ことに中国から学んだ式典と、日本民間の古習とが、十分な調和を遂げていなかったように思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
丁度九月九日重陽ちようやうの節句の日、善兵衞は御禮言上のため龍の口の上屋敷に參上、留守宅では、殿樣から拜領の菊の御紋のお菓子折を開いて、内儀のお絹中心に
五三重陽ここぬか佳節かせつをもて帰り来る日とすべし。左門いふ。兄長このかみ必ず此の日をあやまり給ふな。一枝の菊花に五四薄酒うすきさけを備へて待ちたてまつらんと、たがひまことをつくして赤穴は西に帰りけり。