“佳節”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かせつ75.0%
まつり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佳節かせつの客もみな帰って、梁中書はさい夫人と二人きりで、やっと私室にくつろいだ。そして夫人の杯に、菖蒲酒しょうぶざけいでやりながら
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
赤穴は、「九月九日、重陽ちょうよう佳節かせつをもって帰ってくる日ときめましょう」とこたえる。
翌晩は上元じょうげん佳節まつり、一月十五日の月は、月さえふだんよりも大きく美しく見える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)