“佳子”の読み方と例文
読み方割合
よしこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下りようと思っていたら、上って来たエレベーターの中から橋本さんの佳子よしこさんとその弟のたすく君が現われたのである。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
佳子よしこは、毎朝、夫の登庁とうちょうを見送ってしまうと、それはいつも十時を過ぎるのだが、やっと自分のからだになって、洋館の方の、夫と共用の書斎へ、とじこもるのが例になっていた。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「そのくらいなら、橋本さんの佳子よしこさんってもの、初めからない人と思えませんか?」
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)