“よしこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禧子25.0%
芳子20.0%
良子10.0%
姞子5.0%
代志子5.0%
佳子5.0%
吉胡5.0%
嘉子5.0%
好子5.0%
淑子5.0%
率子5.0%
韶子5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮中には服喪ノ令が出て、一切の慎みが守られ、市中にも数日の鳴物停止が令せられた。——ご病中だった皇后の禧子がおなくなりになったからである。
いかにも押し出しのいい芳子というその女は、小夜子よりも少し若く、中高の美人型の顔で、黒い紋つきの羽織を着て、髪を水々した丸髷にしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
光三光丸、という芸名で、若松検番から出ているが、おたがいの間では、時子良子、と、本名を呼びあった。光丸が養女になっている辻木惣八の「竹の家」に、光三も同居している。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
そこで、先帝のみきさき、皇太后姞子に「——後嵯峨の御遺志は、どちらにあったか」を伺わせるという扱いに出たのである。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後深草の皇后、西園寺公子は、父帝後嵯峨の未亡人——皇太后の姞子——の妹であったから、叔母の仲であり、叔母が妻でもあったのだ。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「アラ、代志子はどうしちゃったのでしょう。話に夢中になっている間に、どこへ行っちまったんでしょうね」
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
佳子は、毎朝、夫の登庁を見送ってうと、それはいつも十時を過ぎるのだが、やっと自分のからだになって、洋館の方の、夫と共用の書斎へ、とじるのが例になっていた。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
陸前松島宮戸島だとか、三河吉胡だとか、河内國府だとか、備中津雲だとか、肥後阿高などでは、ずいぶんたくさん人間て、あるつの場所からは百體三百體以上
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
たまには鈴木伝明や岡田嘉子の肖像なぞを所嫌わずピンで留めてある薔薇色の壁紙に包まれた中に住んでいて
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
女は容易にすすり泣きを止めないのを、いろいろになだめてすかして詮議すると、女は上州前橋の好子という若い芸妓であった。
探偵夜話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
須磨子は三年前に飫肥へ往ったので、仲平の隠家へは天野家から来た謙助の妻淑子と、前年八月に淑子の生んだ千菊とがついて来た。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
武蔵の母という人は、播州領の佐用郡平福村の別所家から嫁いで来て、後に離別になって田住政久という者へ再婚した率子というのがそれであるという説と。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十四年八月孫栗園と倶に滋宮尚薬奉御となつた。滋宮は韶子内親王である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)