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甥
ふりがな文庫
“甥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おい
75.3%
をひ
21.4%
おひ
2.2%
せい
0.5%
めい
0.3%
オイ
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おい
(逆引き)
まもなく
宅
(
うち
)
から持って来た花瓶にそれをさして、
室
(
へや
)
のすみの洗面台にのせた。同じ日に
甥
(
おい
)
のNが西洋種の
蘭
(
らん
)
の
鉢
(
はち
)
を持って来てくれた。
病室の花
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
甥(おい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
をひ
(逆引き)
と聲を掛けたのは、主人萬兵衞の
甥
(
をひ
)
で、藤屋の番頭をしてゐる喜八の女房、
綽名
(
あだな
)
がガラ留と言はれる、二十七八の大年増お留でした。
銭形平次捕物控:108 がらツ八手柄話
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
甥(をひ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おひ
(逆引き)
藁
(
わら
)
の上から引取つた
甥
(
おひ
)
で、情愛の上にいくらか
裃
(
かみしも
)
を着たものがあり、第二番の直接原因は、お絹の里が商賣の手違ひから去年の暮を越し兼ねて居るのを見て
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
甥(おひ)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
せい
(逆引き)
俗にをひを
甥
(
せい
)
と書し、めひを
姪
(
てつ
)
と書するからである。しかし石に聞く所に據るに、壽阿彌を小父と呼ぶべき女は一人も無かつたらしいのである。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
甥(せい)の例文をもっと
(2作品)
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めい
(逆引き)
「姨って、いつか呉さんのいったことは、うそですよ。私には姉なんかありませんよ、どうして
甥
(
めい
)
があるの。」
嬰寧
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
甥(めい)の例文をもっと
(1作品)
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オイ
(逆引き)
サハ云エ、君ハ余ガ妻ノ
甥
(
オイ
)
ナリ。余ハ、年来君ノ小心ト暗愚ヲ
憐
(
アワレ
)
ム者、強イテ
虐刀
(
ギヤクトウ
)
ヲ加ウルニ忍ビズ。ムシロ生涯、生キルノ
扶持
(
フチ
)
ヲ
歓
(
ヨロコ
)
ンデ恵マン。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
甥(オイ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“甥”の意味
《名詞》
(おい)兄弟姉妹の息子。
(出典:Wiktionary)
“甥”の解説
甥(おい)とは、自分の兄弟姉妹の息子を指す語。対義語は姪。
(出典:Wikipedia)
甥
漢検準1級
部首:⽣
12画
“甥”を含む語句
甥御
令甥
甥子
愛甥
阿甥
総領甥
甥御様
甥姪
甥女
甥君
我甥
小甥
子甥
女甥
外甥女
外甥児
外甥
叔甥
叔父甥
伯父甥
“甥”のふりがなが多い著者
吉川英治
島崎藤村
野村胡堂
徳田秋声
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
紫式部
中里介山
夏目漱石
山本周五郎