“蘭”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
らん79.0%
あららぎ4.8%
ろう4.8%
オランダ4.8%
あらゝぎ3.2%
ふじばかま1.6%
らに1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蘭”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 地理・地誌・紀行40.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
箕作阮甫みつくりげんぽ杉田成卿すぎたせいけいなぞのらん学者を中心に、諸人所蔵の蕃書の翻訳がそこで始まっていた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私は昔、らんの鉢を沢山並べて、その葉を一枚一枚でて、ほこりをおとしていた伯父の姿をふと思い出した。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
寿平次が村のあるところは、大河の流れに近く、静母しずもあららぎの森林地帯にり、木曾の山中でも最も美しい谷の一つである。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
三留野みどのへも行き、あららぎ、広瀬から清内路せいないじの奥までも行き、余暇さえあれば本を読み
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
いかにろうたけた上﨟であるかを想像で補うより外はなかったであろう。
いかさま、思い返して見れば、二度とあゝ云うろうたけた人に出遇えるかどうか分らないけれども、でもゝう自分は、あの人との恋は一往かなえたのである、どう云う相手であったにしろ、その人の魅力の程は知ってしまった
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
(麦畑のうねがオランダの野につらなり、白義ベルギー国は果てしない。車窓に春雨も暖かく、風よぎれば緑も流れんばかりである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「どうして、泥のついた掘りたてのホヤホヤだ。といって、ブラジルでもなしオランダ領ギアナでもない。こいつは、おなじ南米でも新礦地しんこうちのもんだ」
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
『いえ、これはあらゝぎ山奧やまおくはうからながれてかはです。木曽川きそがははいかはです。』
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
百合花ゆり薔薇さうびあらゝぎ
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
こう言う玉鬘の平生よりもしんみりとした調子が中将にうれしかった。この時にと思ったのか、手に持っていたふじばかまのきれいな花を御簾みすの下から中へ入れて、
源氏物語:30 藤袴 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「楚辞にいふらには今云ふ藤ばかま今いふらには何といふらむ」の三十一字は、その嘗て人に答へた作である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)