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蘭
ふりがな文庫
“蘭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らん
80.8%
あららぎ
4.1%
ろう
4.1%
オランダ
4.1%
あらゝぎ
2.7%
だら
1.4%
ふじばかま
1.4%
らに
1.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らん
(逆引き)
まもなく
宅
(
うち
)
から持って来た花瓶にそれをさして、
室
(
へや
)
のすみの洗面台にのせた。同じ日に
甥
(
おい
)
のNが西洋種の
蘭
(
らん
)
の
鉢
(
はち
)
を持って来てくれた。
病室の花
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
蘭(らん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あららぎ
(逆引き)
寿平次が村のあるところは、大河の流れに近く、
静母
(
しずも
)
、
蘭
(
あららぎ
)
の森林地帯に
倚
(
よ
)
り、木曾の山中でも最も美しい谷の一つである。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
蘭(あららぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ろう
(逆引き)
いわゆる「
蘭
(
ろう
)
たけた」ところに一と眼でこころをひかれたのでござりまして父の趣味をあたまにおいてお遊さんの写真を
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
蘭(ろう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
オランダ
(逆引き)
「どうして、泥のついた掘りたてのホヤホヤだ。といって、ブラジルでもなし
蘭
(
オランダ
)
領ギアナでもない。こいつは、おなじ南米でも
新礦地
(
しんこうち
)
のもんだ」
人外魔境:05 水棲人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
蘭(オランダ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あらゝぎ
(逆引き)
『いえ、これは
蘭
(
あらゝぎ
)
の
山奧
(
やまおく
)
の
方
(
はう
)
から
流
(
なが
)
れて
來
(
く
)
る
川
(
かは
)
です。
木曽川
(
きそがは
)
へ
入
(
はい
)
る
川
(
かは
)
です。』
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
蘭(あらゝぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
だら
(逆引き)
慣れない山路で時間を潰し、午後の日も相当
蘭
(
だら
)
けてしまった。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蘭(だら)の例文をもっと
(1作品)
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ふじばかま
(逆引き)
この時にと思ったのか、手に持っていた
蘭
(
ふじばかま
)
のきれいな花を
御簾
(
みす
)
の下から中へ入れて
源氏物語:30 藤袴
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
蘭(ふじばかま)の例文をもっと
(1作品)
見る
らに
(逆引き)
蘭軒と同じく此復古を謀つたものには狩谷棭斎がある。「楚辞にいふらには今云ふ藤ばかま今いふ
蘭
(
らに
)
は何といふらむ」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
蘭(らに)の例文をもっと
(1作品)
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蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“蘭”を含む語句
竜舌蘭
梅蘭芳
和蘭陀
蘭若
白蘭花
和蘭
愛蘭
波蘭
蘇格蘭
佛蘭西
鈴蘭
錫蘭
木蘭
波蘭土
新西蘭
玉蘭
仏蘭西製
仏蘭西
盂蘭盆
阿蘭陀
...
“蘭”のふりがなが多い著者
壺井栄
井上円了
島崎藤村
土井晩翠
谷崎潤一郎
小栗虫太郎
橘外男
ギルバート・キース・チェスタートン
泉鏡太郎
吉川英治