土井晩翠
1871.12.05 〜 1952.10.19
著者としての作品一覧
「雨の降る日は天気が悪い」序(旧字旧仮名)
読書目安時間:約5分
本書の表題は今から七年前、昭和二年の正月以降數ヶ月に亙つて月刊誌『隨筆』紙上に寄稿した私の隨筆のそれである。劈頭に『分かり切つてる事を並べ立てるのだから、こんな題を付けて見た‥‥』 …
読書目安時間:約5分
本書の表題は今から七年前、昭和二年の正月以降數ヶ月に亙つて月刊誌『隨筆』紙上に寄稿した私の隨筆のそれである。劈頭に『分かり切つてる事を並べ立てるのだから、こんな題を付けて見た‥‥』 …
イーリアス:02 例言(旧字旧仮名)
読書目安時間:約11分
「イーリアス」とは「イーリオン(トロイエー即ちトロイア)の詩」といふ意味である。本詩の歌ふところは、アカイア(ギリシヤ)軍勢が十年に亙つて、小亞細亞のトロイアを攻圍した際起つた事件 …
読書目安時間:約11分
「イーリアス」とは「イーリオン(トロイエー即ちトロイア)の詩」といふ意味である。本詩の歌ふところは、アカイア(ギリシヤ)軍勢が十年に亙つて、小亞細亞のトロイアを攻圍した際起つた事件 …
小桜姫物語:02 序(新字新仮名)
読書目安時間:約3分
霊界通信——即ち霊媒の口を通じ或は手を通じて霊界居住者が現界の我々に寄せる通信、例を挙ぐれば Gerldine Cummins の Beyond Human Personality …
読書目安時間:約3分
霊界通信——即ち霊媒の口を通じ或は手を通じて霊界居住者が現界の我々に寄せる通信、例を挙ぐれば Gerldine Cummins の Beyond Human Personality …
新詩発生時代の思ひ出(旧字旧仮名)
読書目安時間:約17分
ブランデスやテインㇴなどに其例を見る通り、文學史を書く者の中には、勝手な豫定の觀念を基とし、これに當てはまる材料のみを引用して、何とかかとか纏りを附け度がる弊風がある。漢文學史の上 …
読書目安時間:約17分
ブランデスやテインㇴなどに其例を見る通り、文學史を書く者の中には、勝手な豫定の觀念を基とし、これに當てはまる材料のみを引用して、何とかかとか纏りを附け度がる弊風がある。漢文學史の上 …
随筆 藪柑子:01 序(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2分
「仙臺の方言」と「土佐の方言」へはそれぞれ斯道の大家の序を頂戴したが、今度の隨筆集の序はどなたに御願ひしようかと出版者に相談した處、御良人がいゝでせうと曰はれました、どうかよろしく …
読書目安時間:約2分
「仙臺の方言」と「土佐の方言」へはそれぞれ斯道の大家の序を頂戴したが、今度の隨筆集の序はどなたに御願ひしようかと出版者に相談した處、御良人がいゝでせうと曰はれました、どうかよろしく …
漱石さんのロンドンにおけるエピソード:夏目夫人にまゐらす(新字旧仮名)
読書目安時間:約10分
夏目夫人、——「改造」の正月号を読んで私が此一文を書かずには居れぬ理由は自然に明かになると思ひます、どうぞ終まで虚心坦懐に御読み下さい。 漱石さんが東京帝国大学英文学の卒業生で私共 …
読書目安時間:約10分
夏目夫人、——「改造」の正月号を読んで私が此一文を書かずには居れぬ理由は自然に明かになると思ひます、どうぞ終まで虚心坦懐に御読み下さい。 漱石さんが東京帝国大学英文学の卒業生で私共 …
天地有情(旧字旧仮名)
読書目安時間:約47分
「或は人を天上に揚げ或は天を此土に下す」と詩の理想は即是也。詩は閑人の囈語に非ず、詩は彫虫篆刻の末技に非ず。既往數百年間國詩の經歴に關しては余將た何をか曰はん。思ふに所謂新躰詩の世 …
読書目安時間:約47分
「或は人を天上に揚げ或は天を此土に下す」と詩の理想は即是也。詩は閑人の囈語に非ず、詩は彫虫篆刻の末技に非ず。既往數百年間國詩の經歴に關しては余將た何をか曰はん。思ふに所謂新躰詩の世 …
野口英世博士の生家を訪ひて:(野口記念館の設立を希望す)(旧字旧仮名)
読書目安時間:約6分
東京朝日新聞に、『世界人の横顏』の第十六回野口英世のそれが、北島博士の筆で面白く書かれたのを讀んだのは半年前である。甚だ漠然としてゐる言葉だが『世界人』とは文明世界一般に廣く知られ …
読書目安時間:約6分
東京朝日新聞に、『世界人の横顏』の第十六回野口英世のそれが、北島博士の筆で面白く書かれたのを讀んだのは半年前である。甚だ漠然としてゐる言葉だが『世界人』とは文明世界一般に廣く知られ …
晩翠放談「自序」(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2分
「宮城野の本荒の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」(古今集戀の部よみ人知らず)此昔の名所本荒の郷が今日仙臺市本荒町のある處其二十一番地が私の本邸であつたが、若干の貸家と共に二十 …
読書目安時間:約2分
「宮城野の本荒の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」(古今集戀の部よみ人知らず)此昔の名所本荒の郷が今日仙臺市本荒町のある處其二十一番地が私の本邸であつたが、若干の貸家と共に二十 …
翻訳者としての作品一覧
イーリアス:03 イーリアス(旧字旧仮名)
読書目安時間:約12時間43分
詩神への祈。題目の略示。アポローンの祭司其女クリュセーイスの贖を求めてアガメムノーンに辱めらる。祭司の祈に依りアポローン疫癘をアカイア陣中に湧かしむ。豫言者カルハースの説明。アガメ …
読書目安時間:約12時間43分
詩神への祈。題目の略示。アポローンの祭司其女クリュセーイスの贖を求めてアガメムノーンに辱めらる。祭司の祈に依りアポローン疫癘をアカイア陣中に湧かしむ。豫言者カルハースの説明。アガメ …
“土井晩翠”について
土井 晩翠(どい ばんすい、1871年12月5日〈明治4年10月23日〉 - 1952年〈昭和27年〉10月19日)は、日本の詩人、英文学者。本名、土井 林吉(つちい りんきち、どい りんきち)。
男性的な漢詩調の詩風で、女性的な詩風の島崎藤村と並んで「藤晩時代」と称された。また、瀧廉太郎の作曲で知られる『荒城の月』の作詞者としても知られ、校歌・寮歌なども多く作詞した。戦陣訓の文校正でも知られる。英文学者としては、ホメロス、カーライル、バイロンなどを翻訳している。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。
(出典:Wikipedia)
男性的な漢詩調の詩風で、女性的な詩風の島崎藤村と並んで「藤晩時代」と称された。また、瀧廉太郎の作曲で知られる『荒城の月』の作詞者としても知られ、校歌・寮歌なども多く作詞した。戦陣訓の文校正でも知られる。英文学者としては、ホメロス、カーライル、バイロンなどを翻訳している。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。
(出典:Wikipedia)
“土井晩翠”と年代が近い著者
きょうが誕生日(12月5日)
土井晩翠(1871年)
きょうが命日(12月5日)
今月で生誕X十年
ラデャード・キプリング(生誕160年)
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野口米次郎(生誕150年)
瀬沼夏葉(生誕150年)
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山中峯太郎(生誕140年)
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アウグスト・プラーテン(没後190年)
フィオナ・マクラウド(没後120年)
徳永保之助(没後100年)
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生田葵山(没後80年)
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富ノ沢麟太郎(没後100年)
細井和喜蔵(没後100年)
木下利玄(没後100年)
富永太郎(没後100年)
エリザベス、アンナ・ゴルドン(没後100年)
徳永保之助(没後100年)
後藤謙太郎(没後100年)
エドワード・シルヴェスター・モース(没後100年)