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『天地有情』
ふりがな文庫
『
天地有情
(
てんちうじょう
)
』
「或は人を天上に揚げ或は天を此土に下す」と詩の理想は即是也。詩は閑人の囈語に非ず、詩は彫虫篆刻の末技に非ず。既往數百年間國詩の經歴に關しては余將た何をか曰はん。思ふに所謂新躰詩の世に出でゝより僅に十餘年、今日其穉態笑ふべきは自然の數なり。然 …
著者
土井晩翠
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約47分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
微笑
(
ゑ
)
有
(
いふ
)
凝
(
こほ
)
競
(
き
)
氣
(
いろ
)
長
(
とこし
)
黒烟
(
くろけむ
)
計
(
けい
)
一
(
ひとつ
)
呼吸
(
いぶき
)
御
(
み
)
思想
(
おもひ
)
憂
(
うき
)
敵
(
あだ
)
樂
(
がく
)
正
(
せい
)
水面
(
みなも
)
潮
(
しほ
)
現
(
うつゝ
)
葉
(
えふ
)
蘭
(
あらゝぎ
)
一株
(
いつしゆ
)
冠
(
かむり
)
天
(
そら
)
妙
(
たへ
)
御遊
(
ぎよゆふ
)
枯葉
(
こえふ
)
濁世
(
ぢよくせ
)
紅
(
くれなゐ
)
一葉
(
いちえふ
)
下
(
お
)
光榮
(
ほまれ
)
啓示
(
さとし
)
妹
(
いも
)
尊
(
たふと
)
平等
(
へいとう
)
御駕
(
みくるま
)
柳腰
(
りうやう
)
澱
(
おり
)
眸
(
まなざし
)
穉子
(
ちご
)
落葉
(
らくえふ
)
魂
(
たましひ
)
一塲
(
いちぢやう
)
一日
(
ひとひ
)
一竿
(
いつかん
)
個人
(
ひと
)
劔
(
けん
)
千萬
(
せんまん
)
命
(
めい
)
境
(
さかひ
)
夜
(
よる
)
天地
(
てんち
)
岑上
(
をのへ
)
崖
(
ぎし
)
差別
(
けじめ
)
徴候
(
しるし
)
心耳
(
しんに
)
有情
(
うじやう
)
杜鵑
(
とけん
)
枝垂
(
しだり
)
汝
(
な
)
海神
(
かいじん
)
源
(
げん
)
灰
(
はひ
)
現實
(
うつゝ
)
田鶴
(
たづ
)
盲目
(
めしひ
)
社會
(
このよ
)
紅血
(
くれなゐ
)
薔薇
(
さうび
)
蜂蝶
(
ほうてふ
)
街
(
ちまた
)
運命
(
さだめ
)
音
(
おと
)
高樓
(
かうろう
)
魂
(
たま
)
今
(
いま
)
令
(
れい
)
兩羽
(
もろは
)
力
(
ちから
)
十年
(
ととせ
)
千尋
(
ちひろ
)
千年
(
ちとせ
)
命
(
いのち
)
天
(
てん
)
天地
(
あめつち
)
天雲
(
あまぐも
)
實
(
じつ
)
岑上
(
おのへ
)
希望
(
のぞみ
)
形象
(
かたち
)
悲雷
(
ひらい
)
情
(
なさけ
)
春
(
はる
)
時
(
とき
)
曙
(
あけぼの
)
月
(
つき
)
有象
(
うしやう
)
松菊
(
しようきく
)