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心耳
ふりがな文庫
“心耳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんじ
72.0%
しんに
28.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんじ
(逆引き)
二人は電気スタンドの下で、
心耳
(
しんじ
)
を澄まして聴いた。第一番のハ長調の前奏曲の、溌剌とした美しさが、完全に私どもを魅了してしまった。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
麹町三番町の屋敷まちには、
炊
(
かし
)
ぎのけむりが
鬱蒼
(
うっそう
)
たる樹立ちにからんで、しいんと
心耳
(
しんじ
)
に冴えわたるしずけさがこめていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
心耳(しんじ)の例文をもっと
(18作品)
見る
しんに
(逆引き)
風大
(
ふうだい
)
を揺り落し、その次は
火大
(
かだい
)
、その次は
水大
(
すいだい
)
、最後に
地大
(
ちだい
)
を揺り動かして、かくて夜明けまでには本来の大地に、
生身
(
しょうじん
)
の
心耳
(
しんに
)
をこすりつけて
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
歌口を
沾
(
しめ
)
して吹き出しましたが、その音色は尺八よりは一
際
(
きわ
)
静かで、殊に名人の吹くこと故に、心ないお百姓まで
心耳
(
しんに
)
を澄まして
自
(
おのずか
)
ら
頭
(
かしら
)
を下げて聞くことになりますると、夕霞は深く立って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
心耳(しんに)の例文をもっと
(7作品)
見る
“心耳”の意味
《名詞》
心耳 (しんじ)
心の耳。心で聞くこと。
心房の湾曲部。心房。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許
検索の候補
耳心
“心耳”のふりがなが多い著者
中里介山
土井晩翠
三上於菟吉
徳冨蘆花
吉川英治
牧逸馬
林不忘
三遊亭円朝
石川啄木
国枝史郎