“心底”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しんそこ60.0%
しんてい34.5%
しんてえ1.8%
ぞっこん1.8%
むなそこ1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“心底”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 戯曲50.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸11.3%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
然しながら彼は、巴里人の、仏蘭西人の、心底しんそこからの人間らしさには、流石にほろりとさせられる弱味を有つてゐた。
劇作家としてのルナアル (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
もし八橋が心底しんそこから自分を思っていてくれるとしたら、彼は今更こんなことを言い出して、彼女の心を傷つけるに忍びなかった。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
先祖より遺言状の添えてある大切の宝を打砕うちくだき、糊付にして毀さん振をして、箱の中に入れて置く心底しんていが何うも憎いから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
『飽くまで、煮えきらぬ態度なら、もう心底しんていは知れたこと。あのような人は見すてて、我々のみで——』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そんでそれよめつちのが心底しんてえのえゝをんなだつちんだからわしもしいのさ本當ほんたうはなしがねえ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
保證ほしようつたくれえ身上しんしやうつぶれるつち挨拶あいさつなのさ、ねえこれ、年齡としとつちやこつちのおとつゝあんさきみじけえのに心底しんてえのえゝものでなくつちや
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
是は富五郎が惣次郎の女房お隅に心底ぞっこん惚れておりましても、惣次郎があるので邪魔になりますから、いっそかたづけて自分の手に入れようという悪心でござりますが、田舎にいて名主を勤めるくらいであるから惣次郎も剣術の免許ぐらい取って居ります。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今までの我を怪しむばかり、心の変動、心底むなそこに沈んでいたうれしみ有難みが思い懸けなくもニッコリ顔へ浮み出し懸ッた……が、グッと飲込んでしまい
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)