“幼年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えうねん75.0%
ようねん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百樹もゝきいはく、我が幼年えうねんの頃は元日のあしたより扇々と市中をうりありくこゑ、あるひは白酒々の声も春めきて心ものどかなりしが此声今はなし。
呼寄よびよせ相談に及びしは其方は幼年えうねんなれども感應院の手許てもとにて教導けうだうを受し事なれば可なりに修驗しゆけん眞似まねは出來べし我々始め村中より世話せわ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
まだ幼年ようねんかれは、このおとをはるかのあら北海ほっかいをいく、汽船きせんふえともきました。いえからそとして、ひと往来おうらいっていると、かぜが、かれみみもとへ
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)