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『風はささやく』
ふりがな文庫
『
風はささやく
(
かぜはささやく
)
』
高窓の障子の破れ穴に、風があたると、ブー、ブーといって、鳴りました。もう冬が近づいていたので、いつも空は暗かったのです。まだ幼年の彼は、この音をはるかの荒い北海をいく、汽船の笛とも聞きました。家から外へ飛び出して、独り往来に立っていると、風 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「人民戦線」1946(昭和21)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
路上
(
ろじょう
)
上
(
あ
)
男女
(
だんじょ
)
畔
(
たもと
)
空
(
あ
)
傍
(
かたわ
)
上
(
うえ
)
牛車
(
ぎゅうしゃ
)
生
(
う
)
着
(
ぎ
)
類
(
るい
)
頭髪
(
とうはつ
)
少
(
すく
)
周囲
(
しゅうい
)
現
(
あらわ
)
盛
(
も
)
真
(
しん
)
止
(
と
)
社
(
しゃ
)
曲
(
きょく
)
終
(
お
)
故郷
(
こきょう
)
指
(
ゆび
)
聴衆
(
ちょうしゅう
)
市
(
し
)
西北
(
せいほく
)
家
(
や
)
商品
(
しょうひん
)
酒場
(
さかば
)
好
(
す
)
失
(
うしな
)
途
(
ず
)
一同
(
いちどう
)
煙
(
けむり
)
物干
(
ものほ
)
汚
(
よご
)
此方
(
こなた
)
望
(
のぞ
)
明日
(
あした
)
明
(
あか
)
日
(
にち
)
方向
(
ほうこう
)
方
(
ほう
)
結局
(
けっきょく
)
描
(
えが
)
我
(
わ
)
群
(
む
)
愛想
(
あいそう
)
急
(
きゅう
)
往来
(
おうらい
)
彼女
(
かのじょ
)
彼
(
かれ
)
式
(
しき
)
若
(
わか
)
幼年
(
ようねん
)
荒
(
あら
)
平然
(
へいぜん
)
菜
(
な
)
希望
(
きぼう
)
工場
(
こうじょう
)
小
(
こ
)
見下
(
みくだ
)
対
(
たい
)
親
(
した
)
触
(
ふ
)
家
(
いえ
)
起
(
お
)
嫁
(
よめ
)
娘
(
むすめ
)
車
(
ぐるま
)
多
(
おお
)
外
(
そと
)
風車
(
ふうしゃ
)
響
(
ひび
)
音
(
おと
)
静
(
しず
)
加
(
くわ
)
今日
(
きょう
)
鬱
(
うつ
)
頭
(
あたま
)
主人
(
しゅじん
)
闘争
(
とうそう
)
間
(
あいだ
)
中
(
なか
)
頼
(
たよ
)
例
(
れい
)
光
(
ひか
)
食堂
(
しょくどう
)
光景
(
こうけい
)
出
(
だ
)
内部
(
ないぶ
)
冷
(
つめ
)
場合
(
ばあい
)
入
(
はい
)
下宿
(
げしゅく
)
与
(
あた
)
塗
(
ぬ
)
驚
(
おどろ
)
縛
(
しば
)
緑
(
みどり
)