“方向”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むき44.4%
ほうこう37.0%
はうかう11.1%
ほうがく3.7%
ほうかう1.9%
ほう1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば一の隊伍の、己を護らんとて盾(たて)にかくれ、その擧りて方向(むき)を變ふるをえざるまに、旗を持ちつゝめぐるがごとく 一九—二一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
島(しま)の人々(ひとびと)が、どちらに太陽(たいよう)を見(み)てゆくときは、どの方向(ほうこう)へゆくということを教(おし)えてくれたので、それをただ一つのたよりとしました。
南方物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
尾(び)公之を患(うれ)へ、田中不二麿(ふじまろ)、丹羽淳太郎等と議して、大義親(しん)を滅(ほろぼ)すの令を下す、實に已むことを得ざるの擧(きよ)に出づ。一藩の方向(はうかう)以て定れり。
すると暗いところをむやみに走って来たので二人とも方向(ほうがく)のつかぬ街筋(まちすじ)に出てしまった。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
此(この)東風(ひがしかぜ)が吹(ふ)いて來(き)た爲(ため)に、吾(わ)が輕氣球(けいきゝゆう)は、忽(たちま)ち進行(しんかう)の方向(ほうかう)を變(へん)じて、今度(こんど)は、陸(りく)の方面(ほうめん)から斜(なゝめ)に、海洋(かいやう)の方(ほう)へと吹(ふ)きやられた。
と云いさして平馬の方向(ほう)へガックリと顔を傾けた……が……しかし、それは苦痛のためらしかった。そのまま眼を閉じてタップリと血を吐いた。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)