“方角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうがく67.9%
はうがく28.6%
むき3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と竹童はその手紙を、一匹(ぴき)の小猿(こざる)にくわえさせて、鞭(むち)で僧正谷の方角(ほうがく)をさすと、猿(さる)は心得たようにいっさんにとんでいく。そのあとで
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
追駈(おつかけ)候中とくに日は暮方角(はうがく)も分(わか)らず彷徨(さまよひ)居(を)りしうち※(はか)らずも九助に出會段々の物語りに手間取(てまどり)追々夜も更行(ふけゆく)に隨(したが)ひ月も出しかば夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小春の雲の、あの青鳶(あおとび)も、この人のために方角(むき)を替えよ。姿も風采(なり)も鶴に似て、清楚(せいそ)と、端正を兼備えた。襟の浅葱(あさぎ)と、薄紅梅。瞼(まぶた)もほんのりと日南(ひなた)の面影。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)