トップ
>
匹
ふりがな文庫
“匹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぴき
56.5%
ひき
25.0%
びき
12.1%
ひつ
3.2%
たぐ
0.8%
たぐい
0.8%
たと
0.8%
つれあい
0.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぴき
(逆引き)
ついに、彼の目の睫毛と睫毛との間に小さな一
匹
(
ぴき
)
の
蜘蛛
(
くも
)
が
巣
(
す
)
をかけるに及んで、彼はようやく自信を得て、師の飛衛にこれを告げた。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
匹(ぴき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひき
(逆引き)
もう一
匹
(
ぴき
)
の
牝鹿
(
めじか
)
は、
海
(
うみ
)
を一つへだてた
淡路国
(
あわじのくに
)
の
野島
(
のじま
)
に
住
(
す
)
んでいました。
牡鹿
(
おじか
)
はこの二
匹
(
ひき
)
の
牝鹿
(
めじか
)
の
間
(
あいだ
)
を
始終
(
しじゅう
)
行ったり
来
(
き
)
たりしていました。
夢占
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
匹(ひき)の例文をもっと
(31作品)
見る
びき
(逆引き)
三
匹
(
びき
)
のありは、あまり
不意
(
ふい
)
なことにびっくりしましたが、
気
(
き
)
がついたときには、
赤
(
あか
)
い
葉
(
は
)
の
上
(
うえ
)
に
乗
(
の
)
って、
川
(
かわ
)
の
上
(
うえ
)
を
流
(
なが
)
れていたのです。
三匹のあり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
匹(びき)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
ひつ
(逆引き)
これ
豈
(
あに
)
景略(王猛の字)の
匹
(
ひつ
)
ならんや、処士虚声を盗む
何代
(
なんのよ
)
か人なからんと王阮亭は言った(『池北偶談』巻二)。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
匹(ひつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
たぐ
(逆引き)
雍
(
しとや
)
かに
紙門
(
ふすま
)
を
押啓
(
おしひら
)
きて
出来
(
いできた
)
れるを、
誰
(
たれ
)
かと見れば満枝なり。彼
如何
(
いか
)
なれば
不躾
(
ぶしつけ
)
にもこの席には
顕
(
あらは
)
れけん、と
打駭
(
うちおどろ
)
ける
主
(
あるじ
)
よりも、荒尾が心の中こそ更に
匹
(
たぐ
)
ふべくもあらざるなりけれ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
匹(たぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たぐい
(逆引き)
それより艶容
匹
(
たぐい
)
なく姿色衰えず淫心しきりに生じて制すべからず。ために内寵多しとあるは作事ながら多少の根柢はあるなるべし。本邦で蛇は一通りの殺しようで死に切らぬ故執念深いという。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
匹(たぐい)の例文をもっと
(1作品)
見る
たと
(逆引き)
「夜窓留客一灯幽。酔後陶然解旅愁。談笑何妨渉奇怪。匹如坡老在黄州。」〔夜窓客ヲ留メテ一灯
幽
(
しず
)
カナリ/酔後陶然トシテ旅愁ヲ
解
(
と
)
ク/談笑何ゾ妨ゲンヤ奇怪ニ
渉
(
わた
)
ルヲ/
匹
(
たと
)
フレバ坡老ノ黄州ニ在ルガ如シ〕また或時は
墻
(
かき
)
を
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
匹(たと)の例文をもっと
(1作品)
見る
つれあい
(逆引き)
お帰りになったら、良い
匹
(
つれあい
)
をお求めになるがよいでしょう。幸にあなたには先祖の徳が厚いのですから、まだ子孫に及ぼすことができます。
阿霞
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
匹(つれあい)の例文をもっと
(1作品)
見る
匹
常用漢字
中学
部首:⼖
4画
“匹”を含む語句
匹儔
匹夫
一匹
匹田
二匹
匹敵
匹婦
一匹夫
数匹
匹偶
馬匹
何匹
匹夫下郎
緞匹
幾匹
匹夫匹婦
四匹
千匹屋
一匹婦
金銀緞匹
...
“匹”のふりがなが多い著者
楠山正雄
南方熊楠
南部修太郎
内田魯庵
アントン・チェーホフ
島崎藤村
中島敦
槙本楠郎
ロマン・ロラン
蒲 松齢