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匹
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ひつ
ふりがな文庫
“
匹
(
ひつ
)” の例文
これ
豈
(
あに
)
景略(王猛の字)の
匹
(
ひつ
)
ならんや、処士虚声を盗む
何代
(
なんのよ
)
か人なからんと王阮亭は言った(『池北偶談』巻二)。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「全く君子だ。古聖賢に恥じない徳人だ、」とそれまで沼南に対して抱いた誤解を一掃して、世間尋常政治家には容易に
匹
(
ひつ
)
を求めがたい沼南の人格を深く感嘆した。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
まず
匹
(
ひつ
)
を古今に求むれば、長坂橋頭
蛇矛
(
だぼう
)
を
横
(
よこた
)
えたる張飛の一喝に近かるべし。
北京日記抄
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
『
天王寺大懺悔
(
てんのうじだいざんげ
)
』一冊を残した外には何の足跡をも残さないで、
韜晦
(
とうかい
)
して
終
(
つい
)
に天涯の一覊客として
興津
(
おきつ
)
の
逆旅
(
げきりょ
)
に
易簀
(
えきさく
)
したが、容易に
匹
(
ひつ
)
を求められない一代の高士であった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
匹
常用漢字
中学
部首:⼖
4画
“匹”を含む語句
匹儔
匹夫
一匹
匹田
二匹
匹敵
匹婦
一匹夫
数匹
匹偶
馬匹
何匹
匹夫下郎
緞匹
幾匹
匹夫匹婦
四匹
千匹屋
一匹婦
金銀緞匹
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