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匹敵
ふりがな文庫
“匹敵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひってき
79.2%
ひつてき
20.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひってき
(逆引き)
黄白青銭
(
こうはくせいせん
)
が智識の
匹敵
(
ひってき
)
でない事はこれで十分理解出来るだろう。さてこの原理を
服膺
(
ふくよう
)
した上で時事問題に
臨
(
のぞ
)
んで見るがいい。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
是
(
ここ
)
においてか芭蕉は無比無類の俳人として認められ、
復
(
また
)
一人のこれに
匹敵
(
ひってき
)
する者あるを見ざるの有様なりき。芭蕉は実に敵手なきか。
曰
(
いわ
)
く、否。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
匹敵(ひってき)の例文をもっと
(19作品)
見る
ひつてき
(逆引き)
心が駄目なのに
匹敵
(
ひつてき
)
する位身體の方は頑丈なのだから。かうして二十六と云ふに私は希望を失つてしまつたのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
殊に学問——と
謂
(
い
)
ふ程でも無いが、
御家流
(
おいへりう
)
の字が村にも
匹敵
(
ひつてき
)
するものが無い程上手で、他村への交渉
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
匹敵(ひつてき)の例文をもっと
(5作品)
見る
“匹敵”の意味
《名詞》
匹 敵(ひってき)
能力や価値などが同じくらいであること。
(出典:Wiktionary)
匹
常用漢字
中学
部首:⼖
4画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
“匹”で始まる語句
匹
匹夫
匹儔
匹田
匹偶
匹婦
匹夫下郎
匹夫匹婦
匹疇
匹如
“匹敵”のふりがなが多い著者
押川春浪
牧逸馬
夏目漱石
丘浅次郎
正岡子規
佐々木邦
海野十三
吉川英治
中里介山
岡本かの子