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匹偶
ふりがな文庫
“匹偶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つれあひ
66.7%
つれあい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれあひ
(逆引き)
私の祖母の
匹偶
(
つれあひ
)
で、名義上私の祖父にあたる人は、不断身持の悪い人であつたが、祖母に子供の生れないのを口実に、公然妾を設けることにした。
幼少の思ひ出
(新字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
と声をかけて、入つて来たのは蓮華寺の住職の
匹偶
(
つれあひ
)
。年の頃五十前後。茶色小紋の羽織を着て、痩せた白い手に
珠数
(
ずゝ
)
を持ち
乍
(
なが
)
ら、丑松の前に立つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
匹偶(つれあひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つれあい
(逆引き)
また熊野などに、稀に蝮が群集するを蝮塚と呼ぶ(『中陵漫録』巻十二に見ゆ)。なに故と知らねど、あるいは情欲発動の節至って、
匹偶
(
つれあい
)
を求むるよりの事かと惟う。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
匹偶(つれあい)の例文をもっと
(1作品)
見る
匹
常用漢字
中学
部首:⼖
4画
偶
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
“匹”で始まる語句
匹
匹夫
匹敵
匹儔
匹田
匹婦
匹夫下郎
匹夫匹婦
匹疇
匹如
“匹偶”のふりがなが多い著者
南方熊楠
正宗白鳥
島崎藤村