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珠数
ふりがな文庫
“珠数”のいろいろな読み方と例文
旧字:
珠數
読み方
割合
じゅず
78.8%
じゆず
13.6%
ずず
3.0%
ずゝ
1.5%
じゆづ
1.5%
ずゞ
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅず
(逆引き)
で、真言を唱えつつ
珠数
(
じゅず
)
を
采配
(
さいはい
)
のごとくに振り廻して、そうして向うから出て来る山雲を退散せしむる状をなして大いにその雲と戦う。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
珠数(じゅず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
じゆず
(逆引き)
若い兵隊が甲鉄艦のやうな靴をひきずつて、ぞろぞろ通りかかると、二階から三階から
白粉
(
おしろい
)
の顔が梅の実のやうに
珠数
(
じゆず
)
繋
(
つな
)
ぎに覗いた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
珠数(じゆず)の例文をもっと
(9作品)
見る
ずず
(逆引き)
岸本は節子に
珠数
(
ずず
)
を贈った。幾つかの透明な硝子の
珠
(
たま
)
をつなぎ合せて、青い
清楚
(
せいそ
)
な
細紐
(
ほそひも
)
に
貫通
(
とお
)
したもので、女の持つ物に
適
(
ふさ
)
わしく出来ていた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
珠数(ずず)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ずゝ
(逆引き)
と声をかけて、入つて来たのは蓮華寺の住職の
匹偶
(
つれあひ
)
。年の頃五十前後。茶色小紋の羽織を着て、痩せた白い手に
珠数
(
ずゝ
)
を持ち
乍
(
なが
)
ら、丑松の前に立つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
珠数(ずゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
じゆづ
(逆引き)
朝
(
あさ
)
須原峠の
嶮
(
けん
)
を
登
(
のぼ
)
る、
偶々
(
たま/\
)
行者三人の
来
(
きた
)
るに
逢
(
あ
)
ふ、身には幾日か
風雨
(
ふうう
)
に
晒
(
さら
)
されて
汚
(
けが
)
れたる白衣を
着
(
ちやく
)
し、
肩
(
かた
)
には
長
(
なが
)
き
珠数
(
じゆづ
)
を
懸垂
(
けんすゐ
)
し、三個の
鈴声
(
れいせい
)
歩
(
ほ
)
に従ふて
響
(
ひび
)
き
来
(
きた
)
る
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
珠数(じゆづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ずゞ
(逆引き)
菩提樹の実の
珠数
(
ずゞ
)
繰りながら十兵衞が埓なき述懐に耳を傾け居られし上人、十兵衞が頭を下ぐるを制しとゞめて、
了解
(
わか
)
りました、能く合点が行きました、あゝ殊勝な心掛を持つて居らるゝ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
珠数(ずゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
“珠数”で始まる語句
珠数繋
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