“数珠繋”のいろいろな読み方と例文
旧字:數珠繋
読み方割合
じゅずつな50.0%
ずずつなぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猛烈に暴れるのを縛って、続いて江崎屋の清五郎を、それから——年増芸者のおりんとお袖とを、四人数珠繋じゅずつなぎにして、その朝のうちに送ってしまったのです。
結納ゆひのうの品々つらする者、雑誌など読みもて行く者、五人の子を数珠繋ずずつなぎにして勧工場かんこうばる者、彼等はおのおの若干そこばくの得たるところ有りて、如此かくのごとく自ら足れりとるにかあらん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)