“如此”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かくのごとく34.5%
かくのごと27.6%
かくのごとき17.2%
かくのごとくに6.9%
かく3.4%
こん3.4%
こんな3.4%
カヽ3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“如此”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 関東地方100.0%
哲学 > キリスト教 > 教義・キリスト教神学33.3%
自然科学 > 植物学 > 植物学8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
別紙御銘々様へは、乍憚はばかりながら御三君より御礼可然しかるべく御風語被成下度、此段貴答迄如此かくのごとくに御座候。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
さあれ如此かくのごとくにして江戸ッ児は祖先を敬し、如此にしてしかも決してその祖先を忘れぬ。
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
如此かくのごと決定さだかにそれとは無けれど又有りとし見ゆる箒木ははきぎの好運を望みつつも、彼は怠らず貫一を愛してゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
貫一のおもては病などのたちまえけんやうに輝きつつ、如此かくのごとく潔くもうるはしことばを語れるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
吾が江戸ッ児には如此かくのごとき好漢今に幾千かを数え得る。但し、この自然児は長脇差の裔で、祖父も父も江戸に名高い顔役の一人であったとやら……。
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
似たる事は似たれども、なる事は未だならずとは、如此かくのごときの事をや云う可き。
るしへる (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
容態荒増あらまし如此かくのごとくに候。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「謹啓。文学の道あせる事無用と確信致し居る者にそうろう。空を見、雑念せず。陽と遊び、短慮せず。健康第一と愚考致し候。ゆるゆる御精進おたのみ申し上候。昨日は又、創作、『ほっとした話』一篇、御恵送被下くだされ厚く御礼申上候。来月号を飾らせていただきたく、お礼如此かくのごとくに御座候。諷刺文芸編輯部、五郎、合掌。」
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
種彦は、江戸で二月八日御事始おことはじめに笊を門口に懸けた旧俗をくとて、昔より目籠は鬼の怖るるといい習わせり、これは目籠の底の角々は☆如此かく晴明九字(あるいは曰く晴明の判)という物なればなり。
この有様でもお秀は妾になったのだろうか、女の節操みさおうってまで金銭がほしい者が如何して如此こん貧乏まずしい有様だろうか。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
やれ自然ネーチュールがどうだの、石狩川いしかりがわは洋々とした流れだの、見渡すかぎり森又た森だの、堪ったもんじゃアない! 僕は全然すっかりまいッちまいました。そこで僕は色々と聞きあつめたことを総合して如此こんなふうな想像を描いていたもんだ。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
キミシコの御楯といふ物は、如此カヽる物ぞと進め。真前マサキに——小木捨九郎主に
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)