“かくのごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
如此72.7%
如斯18.2%
斯如9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恩人は恩をかせ如此かくのごとせまれども、我はこの枷の為に屈せらるべきも、彼は如何いかなるをのを以てか宮の愛をば割かんとすらん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あにさん何してるのだと舟大工ふなだいくの子の声をそろによればその時の小生せうせいあにさんにそろ如斯かくのごときもの幾年いくねんきしともなく綾瀬あやせとほざかりそろのち浅草公園あさくさこうえん共同きようどう腰掛こしかけもたれての前を行交ゆきか男女なんによ年配ねんぱい
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
大岡殿發打はつた白眼にらまれ其方養子又七にきずつけ候樣下女菊に申付たる段不屆なり有體ありていに申せといはれしかばかくすことあたはずお常お熊共に白状にぞ及びける又庄三郎は家内の者の斯如かくのごとき不屆を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)