“かくのごとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
如此57.1%
如斯28.6%
如是9.5%
斯如4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十石を不足と思い、他所へ立ち去る人は心次第たるべし。ただ、諸士の流浪を不憫に思し召して如此かくのごとくなし給わば、莫大のご仁政なるべし
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
右様天下衆人之能存候よくぞんじそろ罪状有之者を誅戮ちゆうりく仕候事、実に報国赤心之者に御座候間、非常之御処置をもつて手を下し候者も死一等を被減候様仕度げんぜられそろやうつかまつりたく如斯かくのごとく申上候へば、先般天誅之儀に付彼此かれこれ申上候と齟齬そご
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
予は如是かくのごとくに神を見たり、如是に神に会へり。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
先ずは不取敢とりあえず昨日の御詫旁々かたがた斯如かくのごとくに御座候
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)