トップ
>
如斯
>
かくのごとく
ふりがな文庫
“
如斯
(
かくのごとく
)” の例文
如斯
(
かくのごとく
)
心得なば夫婦の中自ら
和
(
やわら
)
ぎ、行末
永
(
ながく
)
つれ添て家の内穏かなるべし。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
右様天下衆人之
能存候
(
よくぞんじそろ
)
罪状有之者を
誅戮
(
ちゆうりく
)
仕候事、実に報国赤心之者に御座候間、非常之御処置を
以
(
もつて
)
手を下し候者も死一等を
被減候様仕度
(
げんぜられそろやうつかまつりたく
)
、
如斯
(
かくのごとく
)
申上候へば、先般天誅之儀に付
彼此
(
かれこれ
)
申上候と
齟齬
(
そご
)
仕
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
然れども
彼
(
か
)
の面の醜なるを恥ぢずして、
却
(
かへ
)
つてこれを誇る者、渠等は男性を蔑視するなり、
呵
(
か
)
す、常に芸娼妓矢場女等教育なき美人を
罵
(
のゝし
)
る処の、教育ある醜面の淑女を呵す。——
如斯
(
かくのごとく
)
説
(
い
)
ふものあり。
醜婦を呵す
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
以上の
成行
(
なりゆき
)
筆紙にてニュアンスを尽しがたく候がざつと
如斯
(
かくのごとく
)
に候
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
人も身も置くの所を転ずれば、
如斯
(
かくのごとく
)
志操迄も変じ得るもの乎。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
▼ もっと見る
如斯
(
かくのごとく
)
にして
彼等
(
かれら
)
の
聚
(
あつま
)
る
處
(
ところ
)
には
常
(
つね
)
に
笑聲
(
せうせい
)
を
絶
(
た
)
たないのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
“如”で始まる語句
如何
如
如才
如何様
如来
如此
如意
如露
如法
如月