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『書かでもの記』
ふりがな文庫
『
書かでもの記
(
かかでものき
)
』
身をせめて深く懺悔するといふにもあらず、唯臆面もなく身の耻とすべきことどもみだりに書きしるして、或時は閲歴を語ると号し、或時は思出をつづるなんぞと称へて文を売り酒沽ふ道に馴れしより、われ既にわが身の上の事としいへば、古き日記のきれはしと共に …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約41分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
交
(
まじえ
)
端
(
はずれ
)
如
(
ごとく
)
承
(
うけたまわり
)
越
(
こゆ
)
尋
(
たずぬ
)
申
(
もうす
)
疎
(
うとん
)
種々
(
しゅじゅ
)
間
(
うち
)
栄
(
えい
)
付
(
づき
)
想
(
こころ
)
紐育
(
ニュウヨウク
)
累
(
わざわい
)
永
(
とこしえ
)
許
(
ゆるし
)
高
(
たこ
)
留
(
とめ
)
聞
(
きき
)
出
(
いづ
)
坐
(
そぞ
)
煩
(
はん
)
和郎
(
かずお
)
直
(
ただち
)
居
(
きょ
)
即
(
すなわち
)
掌
(
つかさど
)
退
(
しりぞ
)
抱
(
かかえ
)
置
(
おく
)
御心
(
おこころ
)
先
(
まず
)
出
(
いだ
)
河上
(
かじょう
)
請
(
こい
)
言出
(
いいい
)
触
(
ふれ
)
宛
(
さなが
)
客舎
(
きゃくしゃ
)
異
(
ことな
)
向
(
むき
)
薄衣
(
うすごろも
)
身上
(
みのうえ
)
葉
(
よう
)
撓
(
たゆ
)
致
(
いたす
)
運
(
はこび
)
余
(
あまり
)
遠
(
とおざ
)
往復
(
ゆきき
)
維納
(
ウィンナ
)
徒
(
と
)
語出
(
かたりいだ
)
増
(
ふ
)
大
(
だい
)
基
(
もとい
)
如何
(
いかが
)
存
(
ぞんじ
)
向
(
むこう
)
家
(
や
)
口授
(
こうじゅ
)
小本
(
こぼん
)
及
(
およぼ
)
卓子
(
テイブル
)
巻莨
(
まきタバコ
)
致
(
いたし
)
刺客
(
せっかく
)
翌年
(
あくるとし
)
引返
(
ひきかえ
)
乙羽
(
いつう
)
白楊
(
はくよう
)
白金
(
しろかね
)
暗
(
あん
)
相図
(
あいはか
)
一日
(
いちにち
)
殆
(
ほとんど
)
素破
(
すば
)
紅葉
(
こうよう
)
戯
(
たわむれ
)
申来
(
もうしきた
)
最早
(
もは
)
随
(
したがっ
)
並
(
ならび
)
何人
(
なんびと
)
任
(
ま
)
破
(
や
)
燈火
(
とうか
)
妄
(
みだり
)
家
(
いえ
)
書卸
(
かきおろし
)
室
(
しつ
)
婆
(
ばば
)
甚
(
はなはだ
)
外
(
そと
)
此方
(
こなた
)
沽
(
か
)
大
(
おおい
)
誘
(
いざな
)
徒
(
いたずら
)