“御心”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みこころ75.8%
みこゝろ9.7%
おこころ3.2%
おんこころ3.2%
おんこゝろ3.2%
ごしん3.2%
おこゝろ1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御心”を含む作品のジャンル比率
哲学 > キリスト教 > 聖書33.3%
文学 > フランス文学 > 詩3.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
源氏が御心みこころを動かそうとしたのは偽らぬ誠を盛った美しい言葉であったが、宮はあくまでも冷静をお失いにならなかった。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
七たび生れてこの国を護らんと仰っしゃった大楠公の御心みこころは、名もない一兵にまでとおっていたものとみえまする。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ウィリアムだいせい其人そのひと立法りつぱふ羅馬ローマ法皇はふわう御心みこゝろかな
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
かみ創造さう/″\御心みこゝろ人間にんげんたのしましめんとするにありてくるしましめんとするにあらず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
然も紙屑屋かみくずやとさもしき議論致されては意気な声もききたくなく、印付しるしつき花合はなあわまけても平気なるには寛容おおようなる御心おこころかえって迷惑
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
小生は森先生の手紙に対し種々考を述べ置候が要するにただ今京都を去る事は出来兼ね候おもむき返事いたし、また貴兄を推薦されし森先生の眼光に服しをる旨申送り候、右やうの次第万事打明け候が貴兄はこの交渉に御応じの御心おこころ如何にや
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
実に立派な御心おんこころがけである。
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
姉夫婦は真女児のことばに道理があるので疑いを晴らして、「さるためしあるべき世にもあらずかし、はるばるとたずねまどい給う御心おんこころねのいとおしきに、豊雄うけがわずとも、我々とどめまいらせん」と云って、豊雄のそばに置き、そのうちに豊雄にすすめて結婚さした。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
徳川氏とくがはしより金子きんす一萬兩いちまんりやう借用しやくようありしほどなれば、幼君えうくん御心おんこゝろなやませたま
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
きみ御心おんこゝろはいかならむ、まこと心細こゝろぼそくなりさふらふ」と年效としがひもなくなみだながす、御傍おそば面々めん/\笑止せうしおもひ、「いや
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
御心ごしんもじ広大無暗むやみ拙者せっしゃ可愛かわゆがって下さる結構づくゆえ堪忍ならずと
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「いや、安心は相成あいならぬ。が、かた/″\の御心ごしんもじ、御如才おじょさいはないかに存ずる。やがて、此の湖上にも白い姿が映るであらう。——水も、も、さてけた。——武士さむらい。」
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しよく御好次第おこのみしだいるもおきるも御心おこゝろまかせ、さりとはうらやましき御境遇ごきやうぐうさふらふ」と戲言ざれごとひてわらふもあり、はなはだしきにいたりては、「いかに方々かた/″\
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)