“御得心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごとくしん66.7%
おとくしん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致し候が十年程以前病死びやうし致し候由に御座候これにて澤の井の一でう御得心ごとくしんに相成候やと云に次右衞門三五郎は是をきゝいかにも概略あらまし相分あひわかりたり其若君と澤の井を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今日直ぐに書附かきつけ取替とりかわして美代吉だけを連れてきたいが御得心ごとくしんかえ
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さぐれとおほせらるゝともそれ違背ゐはいはすまじけれど戀人こひびと周旋とりもたんことどう斷念あきらめてもなることならず御恩ごおん御恩ごおんこれはこれなりいつそおふみ取次とりついだるていにしてこのまゝになすべきかや/\それにてはみちがたゝずじつ斯々かく/\なかなりとて打明うちあけなばじようさま御得心おとくしんくべきかわれこそは
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)