“取替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりか50.0%
とりかは18.8%
とりかわ12.5%
とりかへ12.5%
とっか6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに間違っていれば、すぐ取替とりかえて来てもらわないと、折角せっかくここまで急いだ仕事が、またおくれるよ。急がば廻れ。念には念を入れということがある
もくねじ (新字新仮名) / 海野十三(著)
帽子をつて帰つて行く人々の後に随いて、校長はそこ迄見送つて出た。やがて玄関で挨拶して別れる時、互に斯ういふ言葉を取替とりかはした。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
なれども用がなければ帰って来て、用があるなれば別段帰らんでもい、結納を取替とりかわせる、此の段松屋に居るとのことが知れたから知らせる
「ルンプが急に独逸ドイツへ帰つたよ。君によろしくと云つて、其れから写真代の取替とりかへとか割前わりまへとかを君に渡してれつて預けて行つたよ。」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
取替とっか引替ひっかえ子供等のお替りで、煮ながら食うものはいそがしかった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)