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とりかへ
ふりがな文庫
“
取替
(
とりかへ
)” の例文
「ルンプが急に
独逸
(
ドイツ
)
へ帰つたよ。君に
宜
(
よろ
)
しくと云つて、其れから写真代の
取替
(
とりかへ
)
とか
割前
(
わりまへ
)
とかを君に渡して
呉
(
く
)
れつて預けて行つたよ。」
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
能
(
よき
)
屋敷
(
やしき
)
方へ御奉公に差上るなりと
云
(
いひ
)
勸
(
すゝ
)
め
彼惡婆
(
かのあくば
)
のお定を三次が出入の御屋敷の老女と爲し御
取替
(
とりかへ
)
金などと僞りて
僅
(
わづ
)
かの金子をお安に與へ妹娘のお富を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然程
(
さるほど
)
に喜八は妻のお梅を奉公に
出
(
いだ
)
し
取替
(
とりかへ
)
として金二兩
借
(
か
)
り内一兩二分は
支度
(
したく
)
に
遣
(
つか
)
ひ殘り二分を
持
(
もち
)
て同町の
質屋源右衞門方
(
しちやげんゑもんかた
)
へ行き
當夏
(
たうなつ
)
入置
(
いれおき
)
し夜具蒲團を
請出
(
うけいだ
)
しけるに此質屋
此邊
(
このへん
)
にての
善
(
よき
)
身代
(
しんだい
)
故
(
ゆゑ
)
多く
下質
(
したしち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
頼みけるに
早速
(
さつそく
)
能
(
よ
)
き口ありて
麻布
(
あざぶ
)
我善坊谷
(
がぜんばうだに
)
火附盜賊改
(
ひつけたうぞくあらた
)
め
組與力
(
くみよりき
)
笠原粂之進
(
かさはらくめのしん
)
と云ふ方へ
中働
(
なかばたら
)
きに
住込
(
すみこみ
)
ける是にてお梅の給金三兩の
中
(
うち
)
取替
(
とりかへ
)
金
(
きん
)
二兩
借
(
か
)
り内金一兩二分はお梅素より何一ツなければ夜具其外支度に掛殘りの二分は質物に入れたる夜具蒲團を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
替
常用漢字
中学
部首:⽈
12画
“取替”で始まる語句
取替事