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入置
読み方 | 割合 |
いれおき | 50.0% |
いれおか | 50.0% |
下りて
屏風のうちへ
入置平左衞門は
入牢申渡されしが主税之助儀は
交代寄合生駒大内藏へ御預けと
定まりたり此生駒家の
先祖は
讃州丸龜の
城主にして高十八萬石を
奉公に
出し
取換の二分にて
質に
入置し夜具を
請に
先刻此家へ參りし處八十兩の金を
掛硯の引出しへ
入置處を見たるに付
何卒是を
盜み御主人の不自由を
救ひ勘當の
詫の種にも
爲又妻を
引立歸り其夜は
假牢に入置
其段越前守殿へ申立しかば越前守殿には右翌日に至り
先達て
揚屋へ
入置れたる郷右衞門
佐十郎の兩人を出され御吟味中嘉川平助
親類山内三右衞門へ御
預を